鉄人文庫
映画になった戦慄の実話―真相はそうだったのか!

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  • サイズ 文庫判/ページ数 543p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784865371444
  • NDC分類 368.6
  • Cコード C0176

出版社内容情報

★実録シネマの元ネタを徹底解説 !!

殺人鬼エド・ゲインをモデルにしたヒッチコックの傑作スリラー「サイコ」
韓国・華城連続殺人事件の闇が描かれるサスペンス「殺人の追憶」
身の毛もよだつオーストラリア実娘監禁事件を題材に取った「ルーム」

本書はこうした実話ベースの映画の元になった、数々の事件、史実の顛末をたどった1冊である。
映画と現実はどこが違うのか。
劇中では描かれなかった本当の動機、犯行の詳細。
事件関係者の信じられないような生い立ちと、その後の生き様、死に様。
事件が映画に、映画が事件に及ぼした予期せぬ影響。

事実を知って思い知るがいい。
真相はそうだったのか !

<取り上げた作品と実際の事件>

「エレファント」
コロンバイン高校銃乱射、恐怖の45分間
「ルーム」
ヨゼフ・フリッツル事件
「ゴーン・ガール」
スコット・ピーターソン事件
「トガニ 幼き瞳の告発」
光州インファ学校レイプ事件
「コンプライアンス/服従の心理」
ストリップサーチいたずら電話詐欺
「フォックスキャッチャー」
大富豪ジョン・デュポンが元金メダリストを射殺した理由
「モンスター」
アイリーン・ウォースの哀しき生涯
「チェイサー」
ユ・ヨンチョルという名の殺人機械
「ナチュラル・ボーン・キラーズ」
チャールズ・スタークウェザー事件
「冷たい熱帯魚」
埼玉愛犬家連続殺人事件
「凶悪」
上申書殺人事件、驚きの顛末
「チェンジリング」
ウインヴィル連続少年殺人事件の真実
「スポットライト 世紀のスクープ」
カトリック司祭性虐待スキャンダル
「ミシシッピー・バーニング」
フィラデルフィア公民権運動家リンチ殺害事件
「ボーイズ・ドント・クライ」
ブランドン・ティーナ惨殺事件
「父の祈りを」
冤罪被害者ジェリー・コンロンの闘い
「私は死にたくない」
バーバラ・グレアム事件」
「殺人の追憶」
華城連続殺人事件
「カエル少年失踪殺人事件」
" カエル少年 "は誰に殺されたか ?
「絞死刑」
小松川女子高生殺人事件
「狼たちの午後」
チェイス・マンハッタン銀行強盗事件
「ヒトラー ‾ 最期の12日間 ‾」
独裁者と側近、それぞれの末路
「ユナイテッド93」
ユナイテッド航空93便の乗客が見せた決死の抵抗

他、全100作品

鉄人社編集部[テツジンシャヘンシュウブ]
著・文・その他/編集

内容説明

大量虐殺、連続殺人、誘拐、虐待、強盗。脈々と続く人類の歴史は、常に凶悪犯罪とともに歩み、そこからヒントを得た数多くの映画が世に送り出されてきた。本書は、いわゆる“実録映画”のベースになった実際の事件、事故の顛末をたどった1冊である。映画と事実はどこが違うのか。劇中では描かれなかった犯行の詳細、本当の動機。事件関係者の知られざるその後。事実を知って思い知るがいい。真相はそうだったのか!

目次

巻頭グラビア
第1章 血も涙もない
第2章 悪夢
第3章 悲劇
第4章 闇
第5章 アンビリバボー
第6章 戦争という名の地獄

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bugsy Malone

73
現実に起きた猟奇的な事件や悲惨な出来事、史実を元に作られた映画103本と事件を引き起こしたとされる映画5本を紹介。1本に割かれているページ数は少ないものの、実話と映画の違い、映画では描かれなかった事実や後日談が衝撃を覚える写真と共にとても簡潔にまとめられていました。読了した後の感想は、脚色された映画よりも現実の方がどれ程酷いかという思いと、嫌な気持ちになりながらもついページを捲ってしまい、非常に興味深く感じてしまった自分への慄き。ちなみに鑑賞済映画は56本でした。2019/07/12

きょちょ

22
実際に起きた事件を題材に映画化した作品、約80作を紹介。 主に殺人事件がらみの映画が多いが、私が今まで観たのは、「サイコ」「復讐するは我にあり」など10作品程度。 あえてこれから観てみたいと思った作品は1つもなかった。 その理由は、知ってて今更悲惨な場面や哀しい場面を観ようとは思わないから。 逆に、映画から実際に事件が起きたのもあるそうで、黒澤明の「天国と地獄」を模倣した事件はたくさんあったそうだ。 確かに「天国と地獄」はとても面白かったけどね。 ★★★2020/08/31

すうさん

4
私は映画通では無いが、本書の題に惹かれて購入。「羊たちの沈黙」など映画のもとになった事件を知りたいと思ったからだ。しかし映画を見ようという気にならないほど悲惨な事件ばかり。実話での実写真と映画の配役での写真がまじりあい混乱してしまう。しかし私自身が最後まで引き込まれて読破したのは、やっぱり「事実は小説より【とんでもなく】奇なり!」驚愕の事件ばっかりだ。それと読書メーターで知ったのだが、類似の本がまだまだ出版されていることだ。でも興味がある人にはいいが、もっと読みたいとは思えないほど満腹になってしまった。2018/11/18

Gen Kato

2
もとの実話と映画化された「物語」を比較してみると、やはり映画は現実をかなり美化(犯罪のもっとも残虐な部分を使わなかったり、犯罪者に同情同調するだけでなく、単純化したり整理したりすることも一種の美化だと思うので)しないと成り立たない、共感を呼ばないんだな、とつくづく思わされる。写真にいささか「うわあ」なものもあるけれど、文章は総じてどぎつさ抑えめで読みやすかった。2019/02/25

大統領

1
モザイクなどでボカシてはいるものの一部の写真はグロテスクだな。実話をもとにしている為、後味の悪いものばかり。性犯罪者が今ものうのうと生きていると思うとゾッとする。2019/02/27

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