内容説明
医学の発展のため、科学の進歩のため、人類は古くから人体実験を繰り返してきた。が、その過程において、人道にもとる非倫理的行為が堂々と、あるいは秘密裏に行われてきた事実、そして多くの被験者が犠牲になった過去を忘れてはいけない。本書は、ナチス・ドイツがユダヤ人らに犯した残虐実験から驚愕の心理・社会実験まで、約100の実験の概要と、その結果明らかになった人間の身体と心の知られざる仕組みを著した1冊である。
目次
第1章 この実験が歴史を変えた
第2章 悪夢のナチス生体実験
第3章 人類が人類に犯した残虐実験
第4章 マッド・サイエンティストの暴走
第5章 人間の本性・本能を暴き出す驚愕の心理実験
第6章 社会実験でわかった人間の行動心理