感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あや
21
この歌集の最初の刊行は2002年にながらみ書房より。私は2003年に詠歌を中断したので、不勉強につき黒瀬珂瀾さんという才能を初めて知ったのは、2017年に詠歌を再開した時に結社誌の複数いらっしゃる選者のお一人としてであった。いちばん最初に読んだのは別の歌集であり、子育てや福島を詠んだ作品に心惹かれたので、この歌集の作風のあまりの違いに戸惑った。短歌同好の友により読売歌壇への投稿を奨められ読売歌壇の選者として黒瀬さんに歌を掲載して頂いたことが複数回ある。深謝。共感するかは別として真似のできない個性として嫉妬2024/10/06
石ころ
1
黒瀬珂瀾の伝説の歌集。BLだ…!! 自分には詠めない作風だけど惹かれてしまう。2023/09/22
みかん
1
腐女子に布教したい歌集圧倒的ナンバーワンやん2022/10/09
大豆
0
かっこよかった。千葉雅也があとがきで正直に吐露しているように、こういうのに「乗り切れない」感じもそれはそれでわかるけど、やっぱり自分は強く惹かれてしまう。2022/09/24
tetekoguma
0
黒瀬さんの若いころの歌集をようやく鑑賞できました。静謐で鋭い生死を意識させる瑞々しい歌がたくさんあり力をもらいました。2022/05/27