英米文学のわからない言葉

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  • サイズ 46判/ページ数 239p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865285055
  • NDC分類 930.4
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アルコーヴ? プディング? ターキッシュデライト? マントルピース?
砂色の髪? オリーブ色の肌?
英米文学に登場する“わかるようでわからない”おなじみのアイテムや表現を、翻訳家・金原瑞人がひも解く!

・9種類もある「エリザベス」の別称
・英語ネイティヴのひともじつはよくわかっていないオリーブ色の肌
・プリンとはまったくの別もの? 甘いものから血で作ったものまで、さまざまなプディング
・アメリカとイギリスでは異なるビスケットやスコーン
・ファンタジー世界への入り口、ワードローブ etc.

サマセット・モーム『人間の絆』やチャールズ・ディケンズ『クリスマス・キャロル』、C.S.ルイス『ライオンと魔女とようふくだんす』などさまざまな文学作品とともに、言葉の意味や背景を探求する。知れば知るほど、英米文学がもっと楽しくなる!


【著者紹介】
金原瑞人 (カネハラ・ミズヒト)

1954年岡山県生まれ。法政大学名誉教授。翻訳家。訳書に『世界でいちばん幸せな男 101歳、アウシュヴィッツ生存者が語る美しい人生の見つけ方』(河出書房新社)、『不思議を売る男』(偕成社)、『バーティミアス』『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』(静山社文庫)、『青空のむこう』(求龍堂)、『ブラッカムの爆撃機』『さよならを待つふたりのために』(岩波書店)、『国のない男』(中公文庫)、『月と六ペンス』『このサンドイッチ、マヨネーズ忘れてる/ハプワース16、1924年』(新潮文庫)、『リンドバーグ 空飛ぶネズミの大冒険』(ブロンズ新社)、『文学効能事典 あなたの悩みに効く小説』(フィルムアート社)など約650冊。日本の古典の翻案に『仮名手本忠臣蔵』(偕成社)、『雨月物語』(岩崎書店)など。 著書に『翻訳ワークショップ』(研究社)、エッセイ集に『サリンジャーに、マティーニを教わった』(潮出版社)など。ブックガイドの監修に『今すぐ読みたい! 10代のためのYAブックガイド150!』(ポプラ社)、『金原瑞人[監修] による12歳からの読書案内 多感な時期に読みたい100冊』(すばる舎)、『13歳からの絵本ガイド YAのための100 冊』(西村書店)などがある。

内容説明

アルコーヴ?プディング?マントルピース?ターキッシュデライト?英米文学に登場する“わかりそうでわからない”言葉を翻訳家・金原瑞人がひも解いていく。知れば知るほど物語がもっと楽しくなるエッセイ!

目次

あだ名
アブサン
アルコーヴ
イースター

エシャロット
煙突掃除
オリーブ色の肌、ブロンズ色の肌

キロとマイル
クリケット、サッカー、ラグビー
コート、オーバー、外套、マント
コルセット
獅子鼻、鷲鼻
スコーン
石盤、石板
ターキッシュデライト
煙草
テラス、ベランダ、バルコニー、ポーチ
トランプ、カード〔ほか〕

著者等紹介

金原瑞人[カネハラミズヒト]
1954年岡山県生まれ。法政大学名誉教授。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

R

80
タイトル通りに日本に馴染みのない単語、物体や事象なんかの解説が載っているのだが、著者が疑問に思ったことをどう解決していったか、なんならこの本の中で解決してしまおうと他の言語の翻訳家に尋ねていったりという、ドキュメンタリ的な要素もあって仕事本としても興味深く面白かった。現地では当たり前にある慣用句なんかも、その実際は人によって違っていたりというのも興味深く、オリーブ色の肌が何色なのかとか面白かった。かつてローストチキンが焼き鳥だったというのも感心したが、軽焼きまんじゅうが凄い好き。2026/05/10

ネギっ子gen

71
【翻訳という仕事の半分とまではいわないが、四分の一くらいは調べ物だ】翻訳家(金原ひとみの父親)が、英米文学に登場する“わかるようでわからない”アイテムや表現を文学作品とともに紐解いた書。付録として、“訳したものの中からお勧めの本”を紹介するエッセイ。<オリーブ色の肌とブロンズ色の肌。どちらも小説などでよくお目にかかるものの、実際にそれぞれの色が頭に浮かぶ人はほとんどいないと思う。ぼくも例外ではない。まあ、原書にそう書いてあるから、そう訳しておくか、これの繰り返しだったのでまったくわかっていなかった>と。⇒2026/03/31

oldman獺祭魚翁

38
もう速攻に本棚に迎える本に即決。金原さんは名翻訳者で有るだけでなく、エッセイストとしても第一級なのだが、その金原さんが自分の守備範囲について書いているのだから面白くない筈が無い。白秋の「ペチカ」はロシアじゃなくて満州のだったり、オリーブ色の肌について論じたり……タバコについて論じたり(僕も言わせて貰えばパイプは「飲む」シガレットは「吸う」葉巻は「ふかす」「燻らす」)もう堪らなく楽しい本ではある。ただ、金原さん自分が関係した(訳した)本の説明は超面白いので、本棚の積ん読本が増える事にご用心!!2026/02/28

竜王五代の人

34
翻訳本でときどき見かけるけど、雰囲気で流していた言葉の平たい解説本かと予想していたら、もう少しエッセイ寄りだった。それでも「砂色の髪」がくすんだ色だとか、多少は知識が増えた。ロシアのものなのに、ひっばられるペチカに苦笑。2026/03/29

よこたん

31
“最近の翻訳家、翻訳者は手抜きだと思う。昔の日本人は必死に訳語を模索した。たとえば、前にも紹介したけど「軽焼き饅頭」。これは現物がまだ日本で知られていなかったときに発明された訳語で、いまなら「シュークリーム」と訳す。” 見たことも聞いたこともないものを説明するって難しい。オリーブ色の肌、アルコーヴ、プディング、ターキッシュデライト、調べもせず雰囲気だけで読んでいた昔。なんかでもキラキラとして格好良い響きだったから、満足していたし。そして、ハート型の顔! 『風と共に去りぬ』のメラニー顔だよ、懐かしすぎる。2026/06/09

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