内容説明
人口減少、コロナ禍、気候変動を越えて、いま求められる「持続可能な」まちづくりのために。近代から戦後日本の観光のあり方を振り返り、「リゾート」の価値を問い直す。都市も農村も転換期を迎えた21世紀日本の観光を考えるための必携書。
目次
基礎知識編(今なぜ観光か;観光の概念の拡がり)
歴史編(近世以前の観光日本史;近代の観光日本史;戦後の観光日本史)
展開編(都市でのオルタナティブ・ツーリズムの展開;農山漁村でのオルタナティブ・ツーリズムの展開)
今後の課題と方向性編(持続可能な観光振興に向けての課題と方向性)
著者等紹介
十代田朗[ソシロダアキラ]
國學院大學観光まちづくり学部教授。社会工学、都市・地域・国土計画、観光計画、観光地・リゾート発展史学、観光まちづくり論。博士(工学)。1961年東京都生まれ、神奈川県育ち。東京工業大学工学部社会工学科卒業、同大学院社会工学専攻修士課程修了。株式会社三菱総合研究所、東京工業大学社会工学科、新潟大学工学部建設学科、東京工業大学大学院情報環境学専攻、同大学環境・社会理工学院建築学系を経て、現職。その間、立教大学観光学部兼任講師、Universit¨at Innsbruck, School of Management, Visiting Professor、放送大学客員准教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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