内容説明
仕事と家庭を行き来しつつ詠まれた気鋭の著者による第一歌集。
目次
1(花に額ずく;ログイン;欲の煮くずし方;蟹の缶詰め;音のない火事;夏富士;冬樹の枝;細く細く;お酒と海と;春の山)
2(ハッピーマンデー、そして火曜日;弥生朔日;ある朝あるタ;車窓;ハスキー)
3(水張田の季節;春の花殻、夏の蕾;夏風邪;仰ぎみる;立山行;出願の朝;静物;あそび;モノレール)
4(cards;時間;夏の道;手を振る;御在所;追う才;安全装置;そして、近ごろは;フーコーの振り子)
著者等紹介
柳原恵津子[ヤナギハラエツコ]
1975年東京生まれ、東京大学大学院人文社会系研究科博士課程中退。2005年に歌作を開始、りとむ短歌会を経て、未来短歌会陸から海へ欄に所属。白の会などに参加。未来評論・エッセイ賞2016。第八回現代短歌社賞佳作。非常勤研究員として研究所勤務(専門は日本語史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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