内容説明
セックスって本当に必要?恋愛、障害、フェミニズム、男らしさ、アイデンティティ、人種―。「他者に性的に惹かれない」という視点から、私たちの常識を揺さぶる。著者の経験と広範なインタビューにもとづく唯一無二のルポエッセイ。
目次
1 自己(アセクシュアリティにたどり着いて;“否定を通して”説明する;強制的性愛と(男性の)アセクシュアル存在)
2 変奏(お前を解放させてくれよ;ホワイトウォッシュされて;病めるときも健やかなるときも)
3 他者(恋愛再考;十分もっともな理由;他者と遊ぶ、他者で遊ぶ ほか)
著者等紹介
チェン,アンジェラ[チェン,アンジェラ] [Chen,Angela]
ジャーナリスト、ライター。現在、『Wired』の上級エディター。『ウォール・ストリート・ジャーナル』『アトランティック』『ガーディアン』『パリ・レビュー』『ナショナル・ジオグラフィック』などで執筆。エース・コミュニティの一員で、学術会議やワールドプライドを含むイベントでアセクシュアリティについて講演を行っている
羽生有希[ハニュウユウキ]
東京大学、東京工業大学ほか非常勤講師。国際基督教大学ジェンダー研究センター研究員。専門はフェミニズム哲学、クィア理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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