吉田修一論―現代小説の風土と訛り

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吉田修一論―現代小説の風土と訛り

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  • サイズ 46判/ページ数 334p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865282108
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

内容説明

『パレード』から『悪人』、そして『国宝』まで。純文学と大衆小説の文学賞を合わせて受賞するなど振れ幅のある吉田修一の仕事を長崎という「風土」から捉える。吉田修一のほぼ全作品を網羅。

目次

第1章 吉田修一の「風土」(長崎;父親と酒屋;母親と「成熟と喪失」)
第2章 吉田修一の「小説の嘘」(丸山明宏「ヨイトマケの唄」と長崎;長崎南高校;軍艦島の偽ガイド)
第3章 吉田修一の「訛り」(感情の訛り;疑似家族的な親密さ;男女別の秩序)
第4章 吉田修一の「故郷喪失」(故郷喪失;村上龍と村上春樹との風景描写の違い;吉田修一とカズオ・イシグロの長崎)
第5章 吉田修一の「悪」(新宿;悪人=吉田修一の故郷;長崎から歌舞伎座へ―『国宝』の風土)
付録 吉田修一作品の舞台マップ

著者等紹介

酒井信[サカイマコト]
1977年長崎市生まれ。長崎南高校、早稲田大学人間科学部卒業。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科後期博士課程修了。博士(政策・メディア)。慶應義塾大学助教を経て、現職は文教大学情報学部准教授。専門は文芸批評、社会思想、メディア論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あじ

44
最新刊『国宝』までを含む作品群、エッセイ、インタビューを分析し、これまで自己について多くを語ってこなかった作家吉田修一の“無意識”に迫る好意的な論評。故郷長崎の風土を解析する所から始まり、三輪明宏、村上龍、夏目漱石ら多くの著名人を比較対象に取り上げ、吉田修一が描く小説の真髄を啜る。大学の講義を想起させる濃密な密閉空間。圧縮した“吉田修一論”を小脇に次作に挑みたい。◆『〆切本』で知られる左右社から出版された。【所蔵印】2019/02/21

金平糖

3
B+。2019/09/06

Yukorin1992

1
吉田さんと同じ長崎の高校の著者が書いた評論でした。かなりディープな長崎ネタが含まれていて、長崎の裏側を見た気分。作家論として楽しめました。2022/07/01

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