目次
小特集「geidaiRAM」 国際シンポジウムアジア零時
「労働者」として携わるアート―人権と憲法から考える
闇・トラウマ・語り―“波のした、土のうえ”をめぐって
第一回国際アートプラクティス会議多様性のインデックス―アジア太平洋の芸術誌をめぐって
論考 序説 芸術の社会的な実践を考えるために
コンテンポラリー・アニメーション入門 モノとコト―ユーリー・ノルシュテインインタビュー
現代日本のインディペンデント事情
ステレオコープにおけるナラティブと抽象―テオドル・ウシェフインタビュー
アニメーション専攻海外招聘講師特別講義 イジー・バルタ―チェコアニメーションの伝統と前衛
ノイズ―ベルト・ノイマン追悼(1960.11.9‐2015.7.30)〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぷほは
1
ノルシュテインと山村浩二、湯浅政明としりあがり寿、イジー・バルタなどなど俺得すぎるラインナップだが、ほぼ東京芸大で行われた講座の記録といったところ。問題は編集長が書いている「芸術の社会的実践を考えるために」だ。文体も鼻につくが、何より芸術を扱う社会学者を馬鹿にしているのが許せん。自分も大したことない公共性論の理解度のくせに、『社会の芸術』を「凡庸で冗長」だと? なんでメディア研究や文化史研究での成果を参照せず、自分が与しやすそうな連中だけをクサそうするのだ。絶対にこんな文章は書きたくないというお手本。2017/06/04