内容説明
鮎川信夫とは何者だったのか。戦地スマトラから帰還し、戦後詩を切り拓いた歩みはまたひとりのモダニストにとっての困難なる隘路だった。濃密なる母との関係、吉本隆明との論争、そして訣別―戦後詩の巨人の生きざまを甦らせる力作評伝。
目次
第1章 出発
第2章 接続
第3章 切断
第4章 風景
第5章 “戦後”
第6章 抒情
第7章 吉本隆明
第8章 故郷
第9章 八〇年代
第10章 残されたもの
著者等紹介
岡本勝人[オカモトカツヒト]
1954年生まれ。詩人、文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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