中公文庫<br> 方法序説・情念論

個数:

中公文庫
方法序説・情念論

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年05月30日 09時05分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 360p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784122068049
  • NDC分類 135.2
  • Cコード C1110

出版社内容情報

私は考える、ゆえに私はある――デカルト哲学におけるこの基本原理は、ヨーロッパ近代思想の核心を端的に示した人間理性の独立宣言であった。彼の学問的自叙伝ともいうべき『方法序説』に、自己の欲望そのほかの情念を統御する道について考察した『情念論』を加える。デカルト哲学を知るための絶好の書。


〈巻末対談〉大岡昇平×野田又夫

内容説明

私は考える、ゆえに私はある―デカルト哲学におけるこの基本原理は、ヨーロッパ近代思想の核心を端的に示した人間理性の独立宣言であった。彼の学問的自叙伝ともいうべき『方法序説』に、自己の欲望そのほかの情念を統御する道について考察した『情念論』を加える。デカルト哲学を知るための絶好の書。

目次

方法序説
情念論(精神の諸情念)(情念一般について。そしてついでに、人間の本性全体について;諸情念の数と順序について、ならびに六つの原始的情念の説明;特殊情念について)
書簡集(デカルトからエリザベトへ(一六四五・九・十五)
エリザベトからデカルトへ(一六四五・九・十三)
エリザベトからデカルトへ(一六四五・九・三十)
デカルトからエリザベトへ(一六四五・十・六)
デカルトからシャニュへ(一六四七・二・一))

著者等紹介

デカルト[デカルト] [Descartes,Ren´e]
1596‐1650年。フランスの哲学者、数学者。数学的明証性を学問的認識の模範と考え、あらゆる不合理を批判検討する立場を確立した。そのことによってしばしば近代哲学の父といわれる。1637年公刊の『方法序説』は思想の領域における「人権宣言」とも称される。長くオランダに隠れ住んだが、終焉の地はスウェーデンであった

野田又夫[ノダマタオ]
明治43年(1910)、大阪府に生まれる。昭和8年、京都帝国大学哲学科卒業。10年、大阪高等学校教授、22年、京都大学に転じ、同大学教授。専攻は西洋近世哲学。平成16年(2004)没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

4
『情念論』を始めて読みました。機械論的身体論に基づく感情機構について、当時の知見を知ることが出来て良かった。『方法序説』は野田訳の方が分かりやすかった。2020/02/22

orange21

0
元々方法序説を読もうと買ったが、望外に情念論が面白く、PassionとPassive、Passion Playと受難劇ってそういうこと?みたいな点が線でつながる。方法序説を読んでいるだけだとそれほど感じられなかったがデカルトはとにかく分けたがる。そもそも情念とは感じるという事は能動だが感じているという状態は受動なのだなどと面白い事を言う。自由意志を最上位に置き高邁を定義するのも面白い。精神と情念、能動と受動、正誤はともかく論理の一貫性には興味惹かれるものがある。うわーデカルトもっと知りたい。2022/02/20

斉の管仲

0
ニュートン・デカルト的世界観は現在、攻撃されているが、デカルトの考えは緻密で、非常に参考になった。2021/02/10

酩酊斉案山子

0
方法序説はエッセイみたいでイマイチだが情念論は面白かった。自分を含む人間の感情ひとつひとつにこれほど向き合って分析・分類したのを見たことなかったから新鮮で、土日つかって図にしたいとまで思ったが、さてやるかどうか。今まで読んだ哲学では最も読みやすいのは、簡潔な文体もさることながら、訳者(野田又夫氏)の筆力も大きく貢献しているんだろうな。何しろ文章にカタカナがほぼ出てこない。きっちり熟語に変換してるってこと。書名は忘れたが前に同じこと思ったが、明治生まれは語彙力が半端ない。その教養が俺も欲しい。2021/01/20

荏苒 byn

0
「相性」が著者名の為か、全く合ってないため、著者名追加のため読了本を記載。感想は別途記載予定。2020/02/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/14619187
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品