出版社内容情報
戦後文学の巨星による遺著。軍隊の奇妙な民主主義、愛し続けた映画、青年期に創作した短歌などを振り返り、日本人へ語りかける。
目次
第1部 要塞の日々(『神聖喜劇』の漫画化について;徴兵検査 ほか)
第2部 文選―一九九六‐二〇一二(感想;短篇小説『真珠』のこと ほか)
第3部 秋冬の実―大西巨人短歌自註(いのちを惜しむ;自負と傲慢 ほか)
第4部 夏冬の草―戦後の文学と政治を語る(打ち割られた菊の御紋章;日本国憲法制定から六十年)
第5部 映画よもやま話(「赤西蛎太」;「阿部一族」 ほか)
著者等紹介
大西巨人[オオニシキョジン]
小説家、批評家。1916年福岡県で生まれる。37年、九州大学に入学するも、マルキシズム、コミュニズムに傾倒していたため、大学を追われる。大阪毎日新聞社西部支社に勤めていた42年、召集令状が届き対馬要塞重砲兵聯に入隊。このときの軍隊経験をもとに、約25年かけて長篇小説『神聖喜劇』を完成させた。軍隊内部の細密な描写は歴史資料的価値も高い。2014年3月死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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