内容説明
春―にらのバジル炒め、鯛と生ハムちらし。梅雨―完熟梅のスパイス砂糖漬け。夏―ナンプラーバター枝豆、みょうがの味噌焼き。秋―柿モッツァレラ春菊、砂肝のコンフィ。冬―牡蛎のパスタ、大根と花椒の香り漬け。正月―紅白なます。ほか、季節の34レシピ。
目次
春
梅雨
夏
秋
冬
正月
著者等紹介
今井真実[イマイマミ]
料理家。神戸市生まれ。「作った人が嬉しくなる料理を」という考えを元に、雑誌、ウェブ媒体、企業広告をはじめ、多岐にわたるレシピ製作を担当。noteに綴るレシピやTwitterでの発信が注目を集める。世田谷で料理教室「nanamidori」を不定期で主催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
azukinako
59
最近、料理とエッセイにものすごく惹かれる。そして読んでいて癒される。身体が求める読書なのだ。「自分の食べたいもの、作りたいものから献立を決める、私の幸せは私が守る」潔いなあ。今井さんの文章もとても気持ちがいい。アッと驚くレシピもまた良い。え、そんだけでいいの?というレシピが大好き。というかそういうレシピが好き。いろんなものの値上げのニュースばかりが流れてくるが、美味しい季節のもの、旬なものを軽く料理して食べたいと思う。全然本の感想になってない…2022/06/29
おれんじぺこ♪(16年生)
20
小説のようなタイトルのエッセーとレシピ。このタイトルからして今井さんだなぁって感じ(←全く面識ありません、もちろん)私っていつから料理を面倒だとおもうように(そして手抜きに)なってしまったのだろう・・・とこれを読んでいて思ったりした朝読書でした。オーブンで作る砂肝のコンフィとか舞茸カレーせんべいが美味しそうだったのでとりあえずコピーしておく2023/02/12
たいちーらぶ
8
日々、気持ちよく眠ることを目標に生活しているが、これがなかなか難しい。ネットでこの本を見た時、素敵な表題にドキドキしてしまった。シンプルなレシピと優しいエッセイで構成された本書には、ヒントになることが溢れていてたくさんの勇気をもらった。「食べることは生きること」とよく言われるけれど「生きることは食べること」なのかも。人生の思い出には、枕詞のようにその時食べた味が付帯する。食いしん坊ならではで最高!まずは自分のために自由に料理をする。それが自分の幸せ、家族の幸せ、みんなの幸せに繋がると信じて。2022/07/10
まなみ
8
驚くようなレシピと、心地いい文章、ほっとする一冊。 今井さんの文章なのか、考え方なのか、なんだか肩の力が抜けるよう。今井さんが背伸びせず、季節を楽しみ、食を楽しんでるからかな。もうすでに2品作ってしまった。まだつくりたいレシピがあるので挑戦するぞ!定期的に読みたい本。2022/06/04
りょう
6
ウメの時期になると、今井さんことを思い出し図書館の返却カウンターにあったので手にとってよみました。最後まで楽しく読んで、登録しようとして再読を知り、過去の自分の感想を読んで同じことに、うなづいてることを知り、少しあきれるような、やはりと笑うような。2024/06/16