内容説明
神聖ローマ帝国の中心地でもあった14世紀チェコ。活発な国際交流によって高められたチェコ・ゴシック文化の全体像を明らかにする。
目次
序章 闇と光のせめぎ合い
第1章 チェコのゴシック教会堂とヴォールトのデザイン―チェコにおけるゴシック建築の芽生えと開花
第2章 カレル四世とチェコ・ゴシックの遺産
第3章 チェコ・ゴシックの華、「美麗様式」の誕生と受難
第4章 チェコ・ゴシックの文学と音楽―多言語状況の中でのチェコ語文学とチェコ音楽
終章 光を求める闇
著者等紹介
石川達夫[イシカワタツオ]
1956年東京生まれ。東京大学文学部卒業。プラハ・カレル大学留学の後、東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。広島大学助教授・神戸大学教授を経て、専修大学教授・神戸大学名誉教授。スラヴ文化論専攻。2016年イジー・ホスコヴェツ賞(チェコ)受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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3
闇と光のせめぎ合い: カレル四世とヤン・フス ゴシックの闇と光 ペストの闇と救済の光 チェコのゴシック教会堂とヴォールトのデザイン: ゴシック様式の広がりと多様性 大都市、小都市や村の教会堂のヴォールト 世俗建築のヴォールト ゴシックの共通性・国際性と個性・独自性 カレル四世とチェコ・ゴシックの遺産 チェコ・ゴシックの華、「美麗様式」の誕生と受難 チェコ・ゴシックの文学と音楽 光を求める闇: 光への志向 ゴシック大聖堂と装飾写本の光 外来のものとチェコのものとの交差 チェコ・ゴシックとチェコ・バロック2021/11/12
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