ロシアの躁と鬱―ビジネス体験から覗いたロシア

個数:

ロシアの躁と鬱―ビジネス体験から覗いたロシア

  • 出版社からのお取り寄せとなります。
    入荷までにおよそ1~3週間程度かかります。
    ※商品によっては、品切れ等で入手できない場合がございます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷までの期間】
    ■通常、およそ1~3週間程度

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆上記期間よりも日数がかかる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆品切れ・絶版等により入手できない場合がございます。
    ◆品切れ・絶版等の確認に2週間以上かかる場合がございます。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • 店舗受取サービスはご利用いただけません。

    ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
  • サイズ 46判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784865200287
  • NDC分類 302.38
  • Cコード C0026

出版社内容情報

ロシアに特化したビジネスを展開する著者の目に映ったロシア、ロシア人、彼らとのビジネスを赤裸々に描く。モスクワ大学経済学部付属ビジネススクールの校長と直談判して、日本のサービスやビジネスマナーの短期講師に就任──。それ以来、ロシアに特化したビジネスを展開する著者の目に映ったロシア、ロシア人、彼らとのビジネスを赤裸々に描く。48歳でロシアビジネスに踏み込んでいった女性の型破りの記録。

プロローグ──一九九三年十二月三十一日──
第一章
資本主義の実験場へ/一九九四年夏──モスクワ/大学は迷路/学生時代/知らない街へ/お湯が出ない/銀の森のヌーディストたち/サービスって、ブランドって、コミュニケーションって何/入社四か月で倒産/再就職、転職、失業、独立へ/ターニングポイント/ミドルの宴/ダスビダーニヤ(さようなら)モスクワ
第二章
先行投資/交渉成立/アートフラワー販売スタート/創造性とオリジナリティ/賃貸アパート事情──何処に泊まる/事実は小説よりも/ホテルの地下防空壕/事務所を借りる/おかかえ運転手/ロシア式パーティ/三人のジーマ/謝らない文化/台本なしの本番/クリシャ(屋根)について/曇り日の影
第三章
日系企業のコンビニ/七回転び、七回起き上がる/わたしたちは気持ちで動く/ロシア人はビジネスに不向き/マッチングビジネスのミスマッチング/身内の絆/親切とお節介は紙一重/ロシア人を雇用する/ロシア人的嗜好/撤退した日本のカフェ/悩ましき滞在証明書/宇宙を描くアーティスト/大衆消費社会へ──ホップ、ステップ、ジャンプ/日本人のなかのロシア/わたしのロシア/出会いから生まれたライフワーク
エピローグ──みんなドストエフスキー──
「和製アレクシェーヴィチ」の誕生に期待する(寄稿 長縄光男=横浜国立大学名誉教授)

中尾ちゑこ[ナカオチヱコ]
著・文・その他

内容説明

社会主義から資本主義へ、統制経済から自由経済へ。混乱の渦中にあったロシアに、徒手空拳、直感を頼りに乗り込んだ著者。その目に映ったロシア、ロシア人たちを赤裸々に描く。

目次

第1章(資本主義の実験場へ;一九九四年夏―モスクワ;大学は迷路 ほか)
第2章(先行投資;交渉成立;アートフラワー販売スタート ほか)
第3章(日系企業のコンビニ;七回転び、七回起き上がる;わたしたちは気持ちで動く ほか)

著者等紹介

中尾ちゑこ[ナカオチエコ]
1969年、天理大学卒。1970~1976年、日本電気精器(株)、(株)コマツ勤務。1976年、(有)マルナカ翻訳エージェンシー、1980年、海外ビジネス情報を提供する(株)マルナカインターナショナルを設立。2000年~、日本のスキンケア商品のロシアへの輸出開始。日系企業の貿易、販売代行、事務所設立手続き、ロシア市場調査、ロシア企業とのビジネスマッチングに従事。その他、ロシアビジネスセミナー講師、ロシア市場について業界紙への執筆。モスクワ及び地方都市への訪ロ回数は100回を超える。(株)マルナカインターナショナル代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobuko Hashimoto

27
1994年に48歳でロシアでのビジネスを始めた女性の自伝的エッセイ(ただしそれまでも接点がなかったわけではない)。ビジネス講師を皮切りに、造花の輸出、ビジネスコンサルタントなどを次々手がけるなかで出会った普通のロシア人たちのクールさ、熱さ、人間臭さが淡々と語られる。ロシア人はお金ではなく心で動くという姿勢に戸惑いつつ、影響を受けていったという。体系的ではなく私的な経験を綴ったものだが、それだけにリアルで面白い。2011年からロシアと縁の深い戸田のプチャーチンにまつわる祭りに関わるようになったとのこと。2022/09/13

ゆげ

2
社会主義から資本主義へと変わる激動期のロシアで、果敢にビジネスに挑戦する女性の体験記です。スクリーン越しではなく、作者が直に見たロシアの人々の姿が描かれており、彼らの価値観や考え方を深く知ることができます。私はロシア人に対してよそよそしくて真面目というイメージを持っていましたが、それは数ある中の1つに過ぎないことも分かりました。ロシアの人たちの論理や哲学、人生の歩み方にはとても興味をそそられます。2018/10/13

narmo

0
面白かっただけでなく、ロシアという国、ロシア人の現実と、(少なくとも非ロシア人から見た)真実があって、読みごたえバッチリ。著者のバイタリティが羨ましい!草の根資本主義、いいね!2018/10/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12855314
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品