内容説明
ハプスブルク帝国、第一次共和国、オーストロ・ファシズム、ヒットラー・ドイツによる併合、第二次大戦後、露米英仏による分割占領―。揺れ動く東西の狭間で、粘り強くオーストリアを率いた「国父」の肖像。
目次
一八人兄弟姉妹の末子
大学と労働運動
著述家と政治家
第一次共和国への入り口にて
典型的な連立の首相
講和代表団団長
連立の終焉
荒野に呼ばわる者
二度の逮捕
ヒットラーに抗して、しかし、合邦には賛成
自ら再浮上
スターリンのお蔭による首相
ソ連の操り人形ではない
西側連合国もまた承認
連邦大統領
著者等紹介
青山孝徳[アオヤマタカノリ]
1949年生まれ。1980年名古屋大学大学院経済学研究科博士課程(後期課程)単位取得により退学。名古屋大学経済学部助手を経て、1983年より独・米・日企業勤務。2014年よりフリー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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