内容説明
ロシアとはなにか、どこへ行くのか。古き良きロシアへの思い、脱皮してほしいとの願い、失墜していくロシア帝国、台頭してくる革命勢力。20世紀初頭のロシアを、その中枢近くで見続けたアイルランド人が残した記録。
目次
ロシアの謎
ロシア人の心
ロシア人の一体感の欠如
ロシア帝国
思い起こす人々
官僚支配
ニコライ2世の登場
ニコライ2世の統治
一九〇五年の革命運動の開始
神父ガポンとアゼフ
ウィッテの死刑宣告
ラスプーチン―一つの象徴
ロシアの国際関係―「ツァーリの上ボスフォラス高地の占拠陰謀」と「膠州湾についての顛末」を含む
ロシア帝国最後の政治家たち―「ハーグ会議の神話化」を含む
極東ロシア
ビョルケ秘密条約1
ビョルケ秘密条約2
暴露された秘密条約
ロシア帝国の崩落
著者等紹介
成田富夫[ナリタトミオ]
昭和12年、愛知県生まれ。昭和35年、名古屋大学文学部国史学卒業。元愛知県立高等学校教諭(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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