出版社内容情報
●「沈黙の臓器」だからこそ早期発見に努めたい肝臓の病気をわかりやすく解説
肝臓は体の中にある最大の臓器で、代謝や解毒をはじめ、様々な役割を果たしています。生きていくうえで欠かすことのできない重要な臓器ですが、肝臓は「沈黙の臓器」と言われるように、再生する力や失った機能を補う力に優れているため、ダメージを受けて機能が低下しても、自覚症状が現れにくいという特徴があります。そのため、病気に気がついたときには、かなり進行していることが珍しくありません。
本書は肝臓の病気として知っておきたい肝炎・肝硬変・肝がんについて、オールカラーで豊富な図解を用いながらわかりやすく解説しています。原因や症状、治療法など病気に対する正しい知識が得られるとともに、日常生活で気をつけたいポイントがわかります。
目次
第1章 肝臓の病気に関わる基礎知識(肝臓とはどんな臓器?;肝臓はどんな仕事をしているか? ほか)
第2章 ウイルス性肝炎の特徴と経過(肝炎はどうして起きる?;A型肝炎の原因と経過 ほか)
第3章 肝炎の検査と治療(肝炎をはじめ、肝臓の病気の検査と診断;急性肝炎と急性肝不全(劇症肝炎)の治療 ほか)
第4章 肝硬変と肝がんの治療(肝硬変の治療;数多い肝硬変の合併症とその治療 ほか)
第5章 肝臓を守る日常生活の過ごし方(生活習慣を見直そう!;肝臓にやさしい食生活 ほか)
著者等紹介
永井英成[ナガイヒデナリ]
東邦大学医療センター大森病院消化器センター内科臨床教授。1990年獨協医科大学医学部卒業。1998年University of Southern California School of Medicine,Research Center for Liver Diseases,Los Angeles,CA,USA留学。2008年東邦大学医療センター大森病院消化器内科医局長。2013年東邦大学医学部医学科内科学(大森)消化器内科准教授。2020年より現職。2021年より東邦大学医療センター大森病院臨床生理機能検査部長を兼任。日本内科学会認定医、日本消化器病学会専門医・指導医、日本肝臓学会専門医・指導医、日本内視鏡学会専門医。日本肝臓学会東部会評議員、日本消化器病学会関東支部および学会評議員、日本高齢者消化器病学会評議員、日本門脈圧亢進症学会評議員、日本超音波医学会代議員をはじめ、多数の要職を就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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