MC新書
提督伊藤整一の生涯

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784862483089
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0223

内容説明

名著『戦艦大和ノ最期』を執筆後、永らく筆を絶っていた著者は昭和48年から49年にかけて、最び筆を執り始めた。戦後30年に近い時間が経過した後に筆を執らせたのは、戦後日本が重大な転機にさしかかっていることが自覚されたからだ。その戦争とは自分にとって真実何であったのか?果たしえなかった切なる願望とは何であったのか?日本と日本人が生きることの意味を“散華の世代”として問い続けた著者が生前最後に刊行した「大和」四部作の掉尾を飾った記念碑的作品。本書は戦後社会を生きる自己省察の書であると同時に国と運命をともにした「大和」全乗組員に捧げる鎮魂の書である。

著者等紹介

吉田満[ヨシダミツル]
1923年東京生まれ。1944年東京帝國大学法学部を繰り上げ卒業。学徒出陣により海軍に入り、1945年4月、海軍少尉に任官、副電測士として戦艦「大和」に乗り込み、沖縄特攻作戦に参加し生還。戦後、日本銀行に入行。1946年、「戦艦大和ノ最期」を雑誌に発表するもGHQの検閲により全文削除。1952年、初版『戦艦大和ノ最期』を出版。1979年9月、日本銀行監事在職中に肝不全で死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ひでっち

0
その昔、ハードカバーで読みました。確か中学生くらいでしたか。当時は、単に「大和」と運命を共にした悲劇の提督というイメージでした。社会人としての経験を相応に積んだ今読み返してみると、伊藤提督のご苦労や責任の取り方について、深く考えさせられるものがありました。2010/08/06

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