遺伝するがん・しないがん―がんと遺伝の疑問に答える

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遺伝するがん・しないがん―がんと遺伝の疑問に答える

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  • サイズ A5判/ページ数 207p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784865135015
  • NDC分類 495.4
  • Cコード C0077

出版社内容情報

女性が抱える「がんと遺伝」の悩み、遺伝性がんへの対処方法、遺伝相談外来や検査でわかることとは…などの疑問に専門医が答えます。●「家族のがんは自分に遺伝する?」「私のがんは子どもに遺伝する?」などの疑問に専門医がわかりやすく答える。
 遺伝学的検査や出生前検査が身近になりつつある今、多くの情報があふれていても、いま一つわかりづらい「がんと遺伝」。本書はがんと遺伝両分野の専門医を兼ねる女性医師が、今知っておくべき「遺伝性がん」の基礎知識と、遺伝とがんをめぐる諸問題、がん患者が知っておくべき情報と治療への心構え、そのほかのさまざまな「遺伝性の病気」の診断と対応など、広範に及ぶ「がんと遺伝」への疑問に親切に答えていきます。
・人はなぜがんになるのか、遺伝するがんとは何か。
・遺伝要因と環境要因、がん家系とは何なのか。
・遺伝するがんは予防できるのか。
・遺伝性がんの治療、がんのゲノム医療とは
・遺伝相談外来の利用方法
・遺伝子検査でわかること、わからないこと など
●読者対象:がんの患者さん、家族にがんが多い人、遺伝性疾患が心配な人、遺伝学的検査を受けたい人など。


【第1章】女性とがん?がんは遺伝するのか?
*がんの遺伝は女性にとってどんな問題か
*人はなぜ、がんになるのか?
*遺伝するがんと遺伝しないがん
*遺伝子とは何か?(ゲノム、染色体、遺伝子、DNA)
*がんの「標準治療」「臨床試験」「セカンドオピニオン」について
*もし、治験や臨床試験への参加をすすめられたら?
*先進医療とは?
*がんと診断されたらすること
【第2章】遺伝性がんの種類と治療
*遺伝性がんは、どの部位にできるか
*遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC)
*遺伝子の変異があれば必ずがんになるという誤解
*予防的乳房切除・卵巣切除手術についての私の考え
*遺伝性乳がんとかかわりの深いトリプルネガティブ乳がん
*抗がん剤・分子標的治療薬とは?
*家族性大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス:FAP)
*リンチ症候群
*遺伝子にまつわる諸問題
*遺伝性でない乳がんの治療とは?
*卵巣がんの治療とは?
【第3章】遺伝相談外来の実際とは?
*遺伝性の病気をもつ立場から
*遺伝病とは何か?
*遺伝病は治療できるか?
*遺伝相談外来はどんなところ?
*当クリニックでの「遺伝相談外来」
【第4章】遺伝子検査でわかること、わからないこと
*がん検診と遺伝子検査の違い
*遺伝子検査にはどんなものがあるか
*放射線に弱いかどうかも遺伝子検査でわかる
*多因子疾患の遺伝子検査
*DNA鑑定とは?
*ネットで宣伝されている遺伝子検査はどこまで信頼できるのか?
*新型出生前診断(NIPT)
*新型出生前診断についての私の見解
*当クリニックが行っている遺伝学的検査
*遺伝子検査の結果は家族に伝えるべき?
*子どもの遺伝子検査、勝手にしてもいいの?
*日本の法律でプライバシーは守れる?
【第5章】よくある質問(患者さんからの素朴な質問に答える)

【コラム】
・メンデルの法則を思い出してみよう
・「がんもどき理論」は正しいの?
・がんのゲノム医療って何?
・遺伝子組み換え食品の現状
・「臨床遺伝専門医」と「認定遺伝カウンセラー」の違い
・遺伝カウンセラーに関する私の意見
・海外の新型出生前診断(NIPT)

【患者さんエピソード】
・七五三の写真を残してあげたい
・積極的な治療を求めたBさん
・すい臓がんが再発したCさん
・手術支援ロボットについて、セカンドオピニオンを求めたDさん

仲田 洋美[ナカタ ヒロミ]
著・文・その他

内容説明

女性が抱える「がんと遺伝」の悩み、遺伝性がんへの対処方法、遺伝相談外来や遺伝子検査でわかることとは…などの疑問に、がんと遺伝の専門医がわかりやすく答えます。

目次

第1章 女性とがん―がんは遺伝するのか?(がんの遺伝は女性にとってどんな問題か;人はなぜ、がんになるのか? ほか)
第2章 遺伝性がんの種類と治療(遺伝性がんは、どの部位にできるか;遺伝性乳がん・卵巣がん症候群(HBOC) ほか)
第3章 遺伝相談外来の実際とは?(遺伝性の病気をもつ立場から;遺伝病とは何か? ほか)
第4章 遺伝子検査でわかること、わからないこと(がん検診と遺伝子検査の違い;遺伝子検査にはどんなものがあるか ほか)
第5章 よくある質問(患者さんからの素朴な質問に答える)

著者等紹介

仲田洋美[ナカタヒロミ]
1965年生れ。1995年高知医科大学医学部(現高知大学医学部)卒。同大学第三内科学、第二外科学、四国がんセンター、兵庫医科大学医学部付属病院臨床遺伝部等の勤務を経て、2015年に新宿ミネルバクリニックを開設(院長)。2018年より神宮外苑ミネルバクリニック院長。「総合内科専門医」「がん薬物療法専門医」「臨床遺伝専門医」の3つの専門医資格を持ち、がんと遺伝の専門医として遺伝外来やセカンドオピニオン外来を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ペカソ・チャルマンチャイ

1
男性が読んでもいいのですが、主に女性に向けて書かれた本です。結論から言うと、遺伝要因と環境要因があるので、結局はわからないと理解したけど、これはあまりにも要約し過ぎか。医者でありながら、余命だけではなく、QOLを考慮している著者の姿勢は、それだけでも信頼できる。2018/08/31

きょ

0
ヒトゲノム・遺伝子解析研究に関する申請書を読むにあたり、今まで漠然と把握していた事柄が少し理解が深まった感がありました。言葉だけはよく見ていたトリプルネガティブ乳がんがわかっただけでも読んだ価値がありました。2018/11/19

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