出版社内容情報
専門医が、自傷行為、摂食障害、依存症(物質乱用・依存)の知識と、回復・支援のために知っておきたい考え方をわかりやすく解説自分で直接自分を傷つける自傷行為と、目的はそうではなくても間接的に健康を害してしまう摂食障害(拒食症、過食症など)、依存症(物質乱用・依存)は、それぞれ別の行為のように見えますが、実はつながっています。
そして、こうした自分を傷つけてしまう行為の根本には、そうしなければならないほどの「生きづらさ」があります。
本書は行為だけではなくその根本の「生きづらさ」に目を向け、自傷行為をやめられない人、そのご家族、支援者に向けて、知識と回復のための考え方をわかりやすくかつ具体的に解説します。
・誤解の多い自傷行為が理解できる
・心に抱えた生きづらさと共存するために
・傷つけなくても済むためのスキルを身につける
第1章 自傷行為とは
直接的な自傷行為/摂食障害/物質乱用、依存
第2章 なぜ自分を傷つけるのか
誤解される自傷行為/自傷行為をする理由/やめにくい自傷/自分を傷つける、大切な人との間に生じる3つの関係性/自傷と発達障害/危険な解離状態
第3章 検査と診断
自傷を病院で治療するということ/医療機関との関わり方/病院で行われる検査/医療機関で治療する/薬物治療の基礎知識/心理療法/入院による治療/治療のゴール
第4章 家庭でできる工夫
家族による支援/家族への支援/本人ができること/置換スキルを身につける/支援を求める/生活について/再発に備えて/気持ちを伝える
第5章 回復への道のり
回復へのロードマップ
松本 俊彦[マツモト トシヒコ]
監修
内容説明
自傷行為、摂食障害、物質乱用・依存に悩む人の回復と支援のために。
目次
第1章 自傷行為とは(自傷行為とは;直接的な自傷行為 ほか)
第2章 なぜ自分を傷つけるのか(誤解される自傷行為;自傷行為をする理由 ほか)
第3章 検査と診断(自傷を病院で治療するということ;医療機関との関わり方 ほか)
第4章 家庭でできる工夫(家族による支援;家族への支援 ほか)
第5章 回復への道のり(回復へのロードマップ;自傷からの回復)
著者等紹介
松本俊彦[マツモトトシヒコ]
国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部部長、病院薬物依存症治療センターセンター長。1993年佐賀医科大学卒業。横浜市立大学医学部附属病院にて臨床研修修了後、国立横浜病院精神科、神奈川県立精神医療センター、横浜市立大学医学部附属病院精神科を経て、2004年に国立精神・神経センター(現、国立精神・神経医療研究センター)精神保健研究所司法精神医学研究部専門医療・社会復帰研究室長に就任。以後、同研究所自殺予防総合対策センター副センター長などを歴任し、2015年より同研究所薬物依存研究部部長。2017年より同センター病院薬物依存症治療センターセンター長併任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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