出版社内容情報
人に接する際の不安を軽減し、自信を持ってコミュニケーションできる方法を認知行動療法の第一人者が説くワークブック
人に接したり、人前に出ることに強い不安を感じてしまう社交不安症は、若い人を中心に多くの人が悩んでいます。症状がひどくなると、仕事や学業にも支障が出て、さらには外出さえできなくなり、不登校や、ひきこもり状態になる人もいます。また、自信を失い、うつ病などにつながるケースもあります。
本書はこうした悩みを抱える方向けに、千葉大学大学院医学研究院教授で、子どものこころの発達研究センター長である著者が、自分で本を読みながら認知行動療法のメソッドを活用して社交不安を解消し、自信を取り戻していただくための方法をワークブック形式で紹介。
社交不安症のメカニズム、社交不安症への効果が認められている認知行動療法についての理解も深められます。
アサーティブなコミュニケーションのコツ、思春期のうつ病介入プログラムにも取り入れられている問題解決法「RIBEYE(リブアイ)」も紹介。
第1章 社交不安症とは?
人がコワいという病気
社交不安の症状
社交不安症の例
なぜ「人がコワい」のか
ほか
第2章 認知行動療法
認知行動療法とは
社交不安症に対する認知行動療法
認知行動療法をスタートする前に
ほか
第3章 人がコワイを自分で治すための12STEP
STEPの進め方
STEP1 不安と行動の関係を考えよう
STEP2 安全行動をとらえる
STEP3 注意の偏り(バイアス)「自己注目」に気づく
ほか
第4章 良いコミュニケーションとは?
上手な自己主張は難しいですか?
アサーティブなコミュニケーションとは
ほか
第5章 問題を解決する方法を学びましょう
問題解決法RIBEYE
RIBEYEを身につけよう
RIBEYEの進め方
1、リラックスする、Relax
ほか
巻末資料
【著者紹介】
1965年、山梨県生まれ。千葉大学大学院医学研究院教授、子どものこころの発達研究センター長。精神科医。90年、千葉大学医学部卒業。プリンストン大学留学、千葉大学医学部附属病院精神神経科などを経て、現職。専門は認知行動生理学、認知行動療法など。千葉大学にて認知行動療法士トレーニングコースを主宰。
内容説明
人がコワい、恥ずかしい、緊張する…対人恐怖症・あがり症を認知行動療法で治す。
目次
第1章 社交不安症とは?(人がコワいという病気;社交不安の症状 ほか)
第2章 認知行動療法(認知行動療法とは;社交不安症に対する認知行動療法 ほか)
第3章 人がコワイを自分で治すための12STEP(不安と認知(考え)の関係を考えよう
安全行動について考える ほか)
第4章 良いコミュニケーションとは?(上手な自己主張は難しいですか?;アサーティブなコミュニケーションとは ほか)
第5章 問題を解決する方法を学びましょう(問題解決法RIBEYE;RIBEYEを身につけよう ほか)
著者等紹介
清水栄司[シミズエイジ]
1965年、山梨県生まれ。千葉大学大学院医学研究院教授、千葉大学子どものこころの発達研究センター長。精神科医。90年、千葉大学医学部卒業。千葉大学医学部附属病院精神神経科、プリンストン大学留学等をへて、現職。専門は認知行動生理学、認知行動療法等。千葉大学にて千葉認知行動療法士トレーニングコースを主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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