出版社内容情報
近しい存在を亡くすこと。それは急であっても覚悟の末であっても、残された者の心には大きなダメージを与えます。
孝行できないまま旅立った親、長年連れ添ったパートナー、愛情を注いできた子ども、家族のようにかわいがってきた犬や猫……対象はさまざまですが、ああすればよかった、こうすればよかったと自分を責めることにばかり集中して、ともすれば人生を前向きに生きることすら忘れてしまうのです。
人はなんのために生まれ、出会い、別れ、死んでいくのか。
死者から残された人へのメッセージとは?
誰もが経験する「大切な誰かを亡くすこと」の意味を、深く掘り下げる一冊。
「肉体は滅んでも、人は死なないんですよ」(紘矢さん)
「向こうに行ってしまえば、皆安全、平和。遺された人が、罪悪案をもつことはないんです」(亜希子さん)
「すべて起こることは人の成長のため。死も、一種の先生といえます」(紘矢さん)
「誰かの死によって、向こうの世界があること、神様がいることを知ることができます」(亜希子さん)
この本を自ら手にとったとき、あるいは人からプレゼントされたとき、それは、その人が前を向いて歩き出した瞬間と言えるでしょう。
内容説明
身近な存在が目の前からいなくなる。その死は、何のために起こっているのか?家族、恋人、友人、愛犬、愛猫…誰もが経験する「大切な誰かを亡くすこと」の意味を深く掘り下げ、乗り越え方を指南する一冊!
目次
1 「死」とはどういうことなのでしょう?(本当の自分とは何なのか?;死は完結であり、始まりでもあります ほか)
2 喪失感からの立ち直り方(悲しいときは悲しみましょう;悲しみ尽くすことが大事ですね ほか)
3 大切な存在を亡くしたあなたへ(パートナーを亡くしたあなたへ;親を亡くしたあなたへ ほか)
4 なんのために生まれ、生き、死ぬのか(愛と平和の世界を作るために;全員が神様とつながる時代になりました)
著者等紹介
山川紘矢[ヤマカワコウヤ]
1941年、静岡県生まれ。1965年、東京大学法学部を卒業後、大蔵省(現・財務省)に入省。マレーシア、アメリカなどの海外勤務を経て、大蔵省財政金融研究所研究部長を務め、1987年に退官して翻訳家に。多数のスピリチュアルな本の翻訳に携わるかたわら、スピリットダンスの主催や講演会を行っている
山川亜希子[ヤマカワアキコ]
1943年、東京都生まれ。1965年、東京大学経済学部を卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー、マープラン・ジャパンの勤務を経て、翻訳家に。講演会なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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