内容説明
お宝眠る都・京都。大物狙いで空振り続きの古物商・小池則夫のもとにあらわれた謎の着物美人・橘志野。彼女の依頼は騙し取られた父の形見「古田織部の幻の茶器」を探し出すこと。腐れ縁の陶芸家・野田佐輔と共に動き出した則夫は、ある有名古美術店の2代目社長と大御所鑑定家の陰謀へとたどり着く。あの“骨董コンビ”が活躍する開運お宝コメディ第二弾!
著者等紹介
今井雅子[イマイマサコ]
大阪府堺市出身。脚本家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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シナモン
134
購入本。映画「嘘八百 京町ロワイヤル」の小説版。古田織部の幻の茶器「はしかけ」を巡る騙しあい。歪んでいても、キズがついていても愛おしい。コミカルなやり取りの中、子に対する親の想いにじーんと来た。京都が舞台だし、映画も観てみようかな。2020/02/01
ツン
9
やはり脚本家自ら手掛けた映画のノベライズなんですね。映画を観てみようと思いました。2020/10/20
nori
6
Pinanood lang ang pelikula. Sayang na ito kase tulad na storrya sa kaninang pelikula. Mas maganda ang nobela ni 黒川博行 sa parehong kategorya at Osaka dialect background. Mas matuti ba ang nobela kaysa pelikula?2021/11/05
suzu
6
ただ偽物で大儲けの話かと。作家の再生を信じる骨董屋。なんか軽いだけかと思ったら、ええひとやん。2020/08/23
Minamo
2
映画を書籍化したノベライズ本。 面白かった。映画も見てみたいかも。 いつかって言い続けてもその日は永遠に来ないよね。 いつかのか呪い。確かに。「か」を後ろにずらしてみよう。「いつか行こう」じゃなく、「いつ行こうか」。2023/11/03