渋谷の秘密

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  • サイズ A5判/ページ数 283p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784865063097
  • NDC分類 213.6
  • Cコード C1021

内容説明

底知れない渋谷の魔力を解きあかす!

目次

都市と建築―失敗して取り繕う街の魅力(対談 隈研吾×馬場正尊)
花街―渋谷・円山町の襞を歩く(松田法子)
のんべい横丁―渋谷のゼロ座標(写真・大森克己;文・田中雅之)
ワシントンハイツ―GHQ居住エリアから流れたアメリカの匂い(秋尾沙戸子)
住宅地―渋谷はどうして「住みたい街」になったのか?
食―渋谷ファッションフードの一〇〇年(畑中三応子)
盛り場―再録『わが青春の「盛り場」物語』渋谷編(福富太郎)
未来―クリエイティブコモンズとしての渋谷(対談 林千晶×長谷部健)
ファッション―東京ファッションが生まれた街(成実弘至)
広告―「女の子たち」とストリートキャンペーン(草刈洋)
音楽―シブヤ・アフター・ダーク ライブハウスと渋谷系(柿原晋)
映画館―失われた空間を求めて(田中雅之)

著者等紹介

三浦展[ミウラアツシ]
社会デザイン研究者。一橋大学社会学部卒業後、1982年株式会社パルコ入社。マーケティング情報誌『アクロス』編集室勤務。86年同誌編集長。90年三菱総合研究所入社。99年カルチャースタディーズ研究所設立

隈研吾[クマケンゴ]
建築家、東京大学教授、隈研吾建築都市設計事務所代表。1954年横浜生まれ。東京大学大学院修了。90年、隈研吾建築都市設計事務所設立。2020年東京オリンピック・パラリンピックのメインスタジアムである新国立競技場をはじめ、国内外で多数のプロジェクトが進行中。近作に浅草文化観光センター、アオーレ長岡、V&A Dundeeなど

馬場正尊[ババマサタカ]
建築家、OpenA Ltd.代表取締役、東北芸術工科大学教授、公共R不動産ディレクター。1968年佐賀県生まれ。博報堂、早稲田大学大学院博士課程、雑誌『A』編集長を経て、2003年Open Aを設立。同時期に不動産メディア『東京R不動産』を始める。建築設計を基軸に、メディアや不動産を横断して活動

松田法子[マツダノリコ]
研究者、建築史・都市史・領域史・生環境構築史。京都府立大学大学院生命環境科学研究科准教授。1978年生まれ。居住史や集住体の形成史と、地形・地質・水など大地的諸条件との関係に関心を寄せ、「汀の人文史」、「地‐質からみる都市と集落」、「都市と大地」などのテーマで調査研究を展開。遊所を対象とする都市史研究にも取り組む

秋尾沙戸子[アキオサトコ]
ノンフィクション作家。名古屋市生まれ。サントリー宣伝部勤務後、テレビキャスターを勤める傍ら、民主化を軸に世界各地を歩く。米ジョージタウン大学大学院外交フェローを経て、『ワシントンハイツ:GHQが東京に刻んだ戦後』(日本エッセイスト・クラブ賞)を上梓。他に『運命の長女:スカルノの娘メガワティの半生』(アジア・太平洋賞特別賞)など。現在は京都暮らし

畑中三応子[ハタナカミオコ]
食文化研究家・料理編集者・編集プロダクション「オフィスSNOW」代表。東京都生まれ。『シェフ・シリーズ』『暮らしの設計』(ともに中央公論社)の元編集長。料理書を幅広く手がけるかたわら、近現代の食文化を研究・執筆。第3回「食生活ジャーナリスト大賞」でジャーナリズム部門の大賞を受賞

福富太郎[フクトミタロウ]
キャバレー「ハリウッド」創業者。1931年東京都生まれ。16歳で飲食店勤めを始め、1949年新宿處女林から多くのキャバレー支配人を経験。1957年26歳で独立「ハリウッド」をチェーン展開。直営で29店舗におよび「キャバレー太郎」と呼ばれる。浮世絵をはじめ絵画の造詣深く、その蒐集した作品を収蔵する洗足池美術館の館主も務めた。2018年没(享年86歳)

林千晶[ハヤシチアキ]
株式会社ロフトワーク共同創業者・代表取締役。早稲田大学商学部、ボストン大学大学院ジャーナリズム学科卒。2000年にロフトワークを起業、Webデザイン、ビジネスデザイン、コミュニティデザイン、空間デザインなど手がけるプロジェクトは年間300件を超える。MITメディアラボ所長補佐、グッドデザイン賞審査委員、経済産業省産業構造審議会製造産業分科会委員。官民共同事業体「株式会社飛騨の森でクマは踊る」代表取締役社長

長谷部健[ハセベケン]
渋谷区長。東京都渋谷区神宮前生まれ、神宮前小学校、原宿中学校卒業。専修大学を卒業後、株式会社博報堂に入社。退社後にNPO法人green birdを設立し、まちをきれいにする活動を展開。原宿・表参道から始まり、全国90カ所(海外含む)でゴミのポイ捨てに関するプロモーション活動を実施。2003年に渋谷区議会議員に初当選。以降、3期12年を務める。2015年渋谷区長に当選し現職

成実弘至[ナルミヒロシ]
京都女子大学教授。1964年生まれ。専門は文化社会学、ファッション研究。大阪大学大学院修了、ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ博士課程中退。京都造形芸術大学准教授を経て2014年より現職

柿原晋[カキハラシン]
株式会社パルコエンタテインメント事業部音楽事業担当部長。1970年福岡県久留米市生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業。1995年株式会社パルコ入社。ライブハウス「クラブクアトロ」の運営を中心とした音楽事業を担当

草刈洋[クサカリヨウ]
株式会社パルコひばりが丘店店長。1962年東京都駒沢生まれ。北海道大学文学部卒業。1987年株式会社パルコ入社。一貫してパルコのプランディング宣伝に関わる。生まれも育ちも駒澤のため、子供のころからもっとも身近な街が渋谷

田中雅之[タナカマサユキ]
株式会社パルコエンタテインメント事業部出版チーム。1958年東京都杉並区生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1982年株式会社パルコ入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

アキ

72
誰にとっても自分の中の「渋谷」があるはず。学生の頃、授業さぼって渋谷の映画館行ったり、東急百貨店の屋上で将棋指してプラネタリウム見たり、読みながら懐かしい思い出が浮かんでくる。ロフトワーク創業者・林千晶の「懐かしさを感じるような未来」、渋谷区長・長谷部健の「最先端の田舎暮らし」をテクノロジーの力で実現してほしい。先日岸田劉生展で昭和初期の農村風景を描いた絵を見た。古墳時代から現代まで、どんどん変貌し続けているけど、すり鉢状の地形だけは変わっていない町。未来にも懐かしさを感じに訪れます。パルコオープン記念本2020/05/18

keroppi

68
渋谷はすり鉢状になっていて、その中心にあるのがJR渋谷駅でありスクランブル交差点である。今、大きく変わっている渋谷の歴史をいろんな角度から描く。花街としての円山町。ジャニーズも生み出したワシントンハイツ。何より福富太郎の盛り場としての渋谷が面白い。渋谷区長まで登場するこの本は、期待以上に渋谷を描写している。最近出来た巨大商業施設は、どこに行っても一緒にしか見えないのだが、渋谷らしい世界は、残って欲しい。何よりも、今の状況を抜け出して、渋谷に群れる人間の発するパワーが、早く戻って欲しい。2020/04/02

4
仕事で渋谷に関係するので斜め読み。渋谷の源流が戦後のワシントンハイツや建物疎開後に自然発生した闇市にあった説は興味深かった。2023/11/18

ますりん

3
最初の三浦展さんと隈研吾さんの対談頁で、神泉の某居酒屋でときたまお会いする円山芸妓の方が一緒に参加しててびっくり。やはり面白かったのは花街史やのんべい横丁史、ファッション史の章あたり。新橋から流れてきた赤筋芸者たちが道玄坂や宮益坂に集合したとか、ワシントンハイツとのつながりで白洋舎が生まれたとか、麗郷や龍の髭など台湾料理店を遡ると戦後の闇市時代に繋がるとか、人生のおよそ半分を渋谷区で働いていながら知らなかった。旧滝坂道は今度散歩してみようかしら。昭和26年ころの道玄坂あたりの商店マップも見ていて楽しい。2023/02/10

むちれお

1
渋谷の街に馴染みがあれば、興味深い話ばかりの渋谷本。特に福富太郎さんの盛り場物語はすごく面白かったな。2023/10/01

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