出版社内容情報
「きれいな水ときれいな海をみんなで守ろう」と、水質保全への意識が高まっている。本書は、水質保全に関するしくみや環境基準、法律、さまざまな課題、そしてそれらに対する取組などをやさしく解説した本。著者は「トコトンやさしい水道の本」など、一連のトコトン水道本の著者である高堂氏と、環境問題に詳しく、「トコトンやさしい環境汚染の本」の著者である大岩氏。水質保全については、法律面では、環境基本法に基づく水質環境基準と水質汚濁防止法が中心で、その法律に基づいて様々な基準が規定されている。また、水質改善の課題としては、閉鎖性水域(海域、湖沼)、生活排水、地下水汚染、マイクロプラスチックなどの海洋汚染、PFAS(有機フッ素化合物)などの化学物質汚染、地球温暖化による海水の酸性化など、様々なものがある。本書では、それぞれの課題とその取組についても紹介する。
【目次】
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