内容説明
外来生物を知るためのイラスト・マンガ図鑑。73種(動物)+3種(植物)を、詳細なイラストとマンガで紹介!外来生物の区分や指定種別が一目瞭然!外来生物が日本にきた経緯などを解説。「外来生物リスト」(2019年2月現在)を掲載。
目次
侵略的外来生物って?
外来生物が引き起こす問題
日本への上陸と侵入経路
生物多様性基本法と外来生物法
外来生物リスト(哺乳綱;鳥綱;爬虫綱;両生綱;魚綱;昆虫綱・クモ・サソリ綱;甲殻綱・軟体動物類)
著者等紹介
ウラケン・ボルボックス[ウラケンボルボックス]
CM制作会社を経て、イラストレーター/マンガ家に。広告、Web、雑誌、アプリを中心にイラスト、マンガ、キャラクターデザイン、ロゴデザイン等を手がける
五箇公一[ゴカコウイチ]
国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室長。専門はダニ学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
16
可愛いけれど写実的でユーモラスな動物のイラストに、かれらの生態系と存在が意味するものが重くのしかかる。読みやすく分かりやすいのですいすいと読めるけれど、ときにどうしようもない現実にため息をつきたくなる。動物には罪はない。かれらを最初に持ち込んだ人々は間違っていたり浅はかだったかもしれないけれどすでに罪には問えない場合がほとんど。歴史本であり生き物本であるこの一冊、子どもから大人まで幅広い世代に手に取ってほしい。2024/04/17
とんぼ
6
“罪はないけど厄介“ ペットが大きくなって手に負えなくなった。天敵対策での導入の末失敗。釣りを楽しみたいから勝手に放流、等々。読めば読むほど人間の身勝手さと愚かしさにげんなりする。外来種問題は世界中どこでも問題になっている。日本国内で日本由来の生物でもところ変われば外来種、人の行き来が簡単になった現代、気を付けても完全に食い止めることはできないだろう。ペットやら飼育やら趣味や安易な外来種導入策は意識すれば抑えられる。セイヨウオオハナマルバチの例を見ればまあ今後も繰り返していくんだろうなって感じだが。2019/04/21
hinata
3
人間が自分たちの利益(食料、娯楽、ペットetc.)のために故意に輸入した物や、意図せず国内に入ってきたものなどあるが、あとはその動物や魚、昆虫など手に負えなくなってしまっている。その結果困っているのは人より当事者かもしれない。我が家に時々アライグマが現れます、近くによっても逃げないで器用に五本指の手で外猫の餌を食べてる、かわいいラスカルにそっくり、このままそっとしておいてやりたいけど、どうなんだろう彼らに罪はない、ただ生きてるだけなのに2019/07/20
mokosan
2
ラインスタンプをきっかけに。ひとつをしっかり記憶するレベルでは読めなかったけど、雰囲気で一通り流しました。大丈夫だろうっていろいろやらかすより心配症な方がいいんじゃないかって気分にもなる。2020/10/22
なまけもの
2
飼育放棄や駆除目的以外に、食用目的で持ち込まれた生物も多くて驚きました。 昔の食料事情は大変だったのだろうと思うのと同時に、用済みになってしまって害獣扱いは悲しい 他の地域では絶滅危惧種でも日本では外来種に指定されていたり、侵略性は低くても交雑により固有種が激減するなどは知らなかった 国内由来の外来問題もあるとのことで、長距離の旅行の際は注意したい2020/07/14
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