内容説明
「ゴミ」を「宝物」に換えたスイスのバッグブランドの秘密。モノが売れにくい時代における、物語のあるビジネスの強さに迫る。
目次
インタビュー(フライターグはどんな感じ?;フライターグはいかにストーリーを語るのか;フライターグはどのように商品を販売しているのか;それはいまなおフライターグなのか;新商品の開発はどのように行なわれているか;なぜバッグはそれぞれ世界にひとつだけなのか;フライターグ社はいかに成長してきたのか)
事例(ファンたち;タグ;アクション;プロトタイプ;製造;試行錯誤;デザイン;ミュージアム;フライターグ兄弟)
著者等紹介
メンツィ,レナーテ[メンツィ,レナーテ] [Menzi,Renate]
チューリッヒ・デザイン・ミュージアムデザイン・コレクション部門キュレーター。チューリッヒ芸術大学、ベツァルエル美術デザイン学院エルサレム、フンボルト大学ベルリンでプロダクトデザインとカルチュラル・スタディーズを学ぶ。チューリッヒ工科大学(ETH)ヴィジュアルデザイン学部講師。デザインの分野で教育、出版、研究活動を行い、2009年よりスイス文化局のデザイン委員会に参加
野中モモ[ノナカモモ]
文筆・翻訳業。オンライン書店「Lilmag」店主(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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kubottar
7
世界に一つしかないバッグ、それがフライターグ。大量生産品とは違うやり方でブランドを構築したが、それすらもコピーするモノマネ会社が存在することに苦笑した。2014/10/29
とら
4
大好きなブランド。2021/01/31
かみのけモツレク
0
まんまとほしくなる2016/04/13
Kuliyama
0
バッグは知っていましたが、創業者やお店のことを初めて知りました。カラー写真も綺麗で、楽しく拝読しました。フライターグのバッグに興味のある方にお薦め致します。2015/07/10
3000
0
企業のオーラルストーリーを地域の博物館・美術館が展覧会と連動させつつ、一冊にまとめるのはよい企画。あとがきにさらっと書かれていたような創業者たちの葛藤を突っ込まないのがスイス流、なのかしらね。2014/10/06