存在論的中絶

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  • サイズ 46判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865031799
  • NDC分類 498.2
  • Cコード C0010

内容説明

中絶は異なる生の肯定の条件である。反出生主義からフェミニズム、ケア論の前線まで、現在のあらゆる議論と対決しながら、カント、スピノザ、ベケットらを読みかえ、進化論、内部観測論なども導入しつつ、哲学の優生主義、そしてこの優生的な世界を拒絶する、全く新たな生と死の思考、そして自然と革命を開く衝撃の反哲学。

目次

第1章 中絶の哲学史
第2章 ヴァイオリニストと猫―生命倫理学について
第3章 「便所」をめぐる闘争―エントロピーについて
第4章 死の越境―主体化について
第5章 生殖するアンティゴネー―大江健三郎『水死』について
第6章 啓蒙のパラドクス―埴谷雄高『死霊』について
第7章 存在論的中絶―性選択について

著者等紹介

石川義正[イシカワヨシマサ]
1966年生まれ。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

クコルカ

1
スピノザやカント、ヘーゲルについての理解がある程度ないと主張を読み取ることが難解だと感じた、し自分はそこまで哲学に知見があるわけではなかったので非常に読むことに苦労した。だけども、「全ての子どもは中絶されるべきだった」という一文を補填、または優生主義からの保護や女性と障害者の権利の両立のために、進化論や近代哲学、膨大な角度から反証する熱量に感銘を受けた。自身のエッセイという形成でないと出産に関しての文に欺瞞が混じってしまうというあとがきにも説得力を感じる本だった。2024/04/20

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