存在論的中絶

個数:
  • ポイントキャンペーン

存在論的中絶

  • 石川 義正【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 月曜社(2023/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 52pt
  • ウェブストアに4冊在庫がございます。(2024年04月28日 08時03分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 365p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784865031799
  • NDC分類 498.2
  • Cコード C0010

内容説明

中絶は異なる生の肯定の条件である。反出生主義からフェミニズム、ケア論の前線まで、現在のあらゆる議論と対決しながら、カント、スピノザ、ベケットらを読みかえ、進化論、内部観測論なども導入しつつ、哲学の優生主義、そしてこの優生的な世界を拒絶する、全く新たな生と死の思考、そして自然と革命を開く衝撃の反哲学。

目次

第1章 中絶の哲学史
第2章 ヴァイオリニストと猫―生命倫理学について
第3章 「便所」をめぐる闘争―エントロピーについて
第4章 死の越境―主体化について
第5章 生殖するアンティゴネー―大江健三郎『水死』について
第6章 啓蒙のパラドクス―埴谷雄高『死霊』について
第7章 存在論的中絶―性選択について

著者等紹介

石川義正[イシカワヨシマサ]
1966年生まれ。文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

クコルカ

0
スピノザやカント、ヘーゲルについての理解がある程度ないと主張を読み取ることが難解だと感じた、し自分はそこまで哲学に知見があるわけではなかったので非常に読むことに苦労した。だけども、「全ての子どもは中絶されるべきだった」という一文を補填、または優生主義からの保護や女性と障害者の権利の両立のために、進化論や近代哲学、膨大な角度から反証する熱量に感銘を受けた。自身のエッセイという形成でないと出産に関しての文に欺瞞が混じってしまうというあとがきにも説得力を感じる本だった。2024/04/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21681822
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。