内容説明
「小さな芸術」「民衆の芸術」「芸術の目的」など、芸術と労働、自然をめぐるモリスの思想を伝える、1870年代の終わりから1880年代にかけての講演8篇を新訳で収録。
目次
小さな芸術
民衆の芸術
生活の美
最善をつくすこと
文明における建築の展望
生活の小芸術
芸術の目的
芸術とその作り手
著者等紹介
モリス,ウィリアム[モリス,ウィリアム] [Morris,William]
1834‐96年。イギリス・ヴィクトリア朝期の詩人・工芸家・社会主義運動家。民衆文化を基盤とした、総合芸術としての装飾という考えをつらぬき、その実践をひとつの運動として展開した。モリス商会での壁紙や織物の筆頭デザイナーとして、理想の書物をめざした活版印刷工房ケルムスコット・プレスの創設者として、また『ユートピアだより』の著者として広く知られる。他にも古建築物保護運動、アイスランド・サガの翻訳紹介、またファンタジー文学の先駆者としての創作など、多方面に強い影響をおよぼす仕事をはたした
川端康雄[カワバタヤスオ]
1955年横浜生まれ。日本女子大学教授。英文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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