内容説明
写真‐社会‐芸術、写真史と写真の論理を読み解く重要論考五篇を収録。編訳者による詳細な解説を付す。
目次
1 『写真家の眼』序論(ジョン・シャーカフスキー)
2 モダニズムを解体し、ドキュメンタリーを再創案する―表象の政治学についての覚書(アラン・セクーラ)
3 写真とシミュラークルについての覚書(ロザリンド・クラウス)
4 「取るに足らないものの印」―コンセプチュアル・アートにおける/としての写真の諸相(ジェフ・ウォール)
5 スナップ写真―美術史と民族誌的転回(ジェフリー・パッチェン)
著者等紹介
甲斐義明[カイヨシアキ]
1981年生まれ。専門は写真史および近現代美術史。ニューヨーク市立大学大学院センター博士課程修了(Ph.D.in Art History)。2013年より新潟大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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