内容説明
北欧伝説の変遷やルクレーティウスの詩を分析する神話学者としてのソシュール。草稿群に加えて、大学生時代のドイツ留学期の書簡や、さらに遡る17歳の折にイラストを添えて描いた空想冒険譚を初訳する。
目次
北欧の伝説と説話―ジークフリートからトリスタンまで
身体の始原空、語の場―愛の幻惑をめぐるルクレーティウスの11詩行
ライプツィヒからの手紙(1876‐1880年)
ポリティキュスの冒険
著者等紹介
ソシュール,フェルディナン・ド[ソシュール,フェルディナンド] [Saussure,Ferdinand de]
1857年スイス・ジュネーヴ生まれ。近代言語学の父と呼ばれる。21歳のときに『印欧諸語における母音の原初体系に関する覚え書』(1879年)を発表。生前は印欧歴史比較言語学の大家として知られる。1913年没
金澤忠信[カナザワタダノブ]
1970年新潟県十日町市生まれ。東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻博士課程修了。現在香川大学准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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