内容説明
「調和のとれた世界こそ美しい」と信じ、「美の中を歩む」ことを謳い、その祈りを日々の暮らしの中でごく当たり前に具現してゆく感覚を持ち合わせたナバホの織り手たち。そして、彼女たちの威厳に満ちた姿と自らの仕事に対する誇りの高さに襟を正し、敬意と賛辞を惜しまない交易業者たち。ナバホ・ラグの美の世界を、歴史・技法・芸術性から購入の方法、手入れの仕方まで、フルカラーで紹介する最良のガイドブック。
目次
1 大地の支配者
2 ナバホの女性はどのように織り方を学んだか
3 薄汚れた羊から洗練されたラグへ
4 プエブロの織機、スペインのヒツジ、ナバホの芸術性
5 床に敷かれるようになったブランケット
6 現代的とはコスモポリタンということ
7 ナバホ織りはどうなるのか?
8 ナバホ織りの購入手引き
9 偽物、詐欺、愚行
10 ナバホ織りの手入れと養生
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著者等紹介
鈴木幸子[スズキユキコ]
1947年香川県生まれ。津田塾大学英文学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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