内容説明
最新の研究成果に基づく事典。江戸における大名の生活を知る総合事典。大名のほとんどは、その生涯の半分以上を江戸で過ごした。江戸の武家社会の様相を大名を中心に据えて提示。大名の江戸での暮らしを成り立たせている周辺の地域社会、および武家以外の諸身分との関係や大名(藩)の財政も視野に入れた事典。江戸における武家、とくに大名をめぐる制度や生活形態を総合的に把握でき、大名と江戸の武家社会についての理解が一層深まる!
目次
第1章 将軍からの法度と領知
第2章 公儀役
第3章 将軍の警衛・江戸の守衛
第4章 登城・拝領・献上
第5章 城内外での作法・規定
第6章 当主と人生儀礼
第7章 交際・修学・教養
第8章 屋敷と構造・経営・地域
第9章 屋敷の居住者と生活
第10章 年中行事
著者等紹介
松尾美惠子[マツオミエコ]
1942年東京生まれ。学習院大学大学院博士課程単位取得退学。徳川林政史研究所主任研究員、学習院女子短期大学、同女子大学教授を経て、学習院女子大学名誉教授、徳川林政史研究所参与
藤實久美子[フジザネクミコ]
1964年東京生まれ。学習院大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(史学)。日本学術振興会特別研究員、学習院大学史料館助手、ノートルダム清心女子大学教授などを経て、国文学研究資料館研究部教授(アーカイブズ学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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