内容説明
石器・火・鉄の使用、ペニシリンの発見、インターネットの登場―先史時代に始まり、古代中国・イスラム世界を経て、ヨーロッパの科学革命と産業化の時代、そして21世紀の急速な科学技術の進化にいたるまで。年表、解説、図版やアートワーク、さらには著名な科学者の発言などで、人類の創意工夫の歴史を振り返り、私たちがいかにして、科学と技術の遺産を受け継いできたのかを辿る。世界を観察し測定する際に使われたさまざまな道具・機器のコレクションから、車輪やエンジン、ロボット工学などの発達史も紹介。人名一覧約300名/用語集約650/索引約6000項目。
目次
1 250万年前~紀元799年―科学が誕生する前
2 800~1542年―ヨーロッパとイスラムのルネサンス
3 1543~1788年―発見の時代
4 1789~1894年―革命の時代
5 1895~1945年―原子力の時代
6 1946~2013年―情報の時代
7 参考資料
著者等紹介
ウィンストン,ロバート[ウィンストン,ロバート] [Winston,Robert]
インペリアル・カレッジ・ロンドン名誉教授、科学・社会の教授。再生・発達生物学研究所で研究プログラムを主導している。さまざまな著作の著者であり、テレビ番組のキャスターも務めた。また世界中で放映されているポピュラーサイエンスの番組の制作に関わり、番組ホストも務めている。DKでは、受賞書籍『What Makes Me Me?』、『Science Experiments』、『Human』などを執筆している
荒俣宏[アラマタヒロシ]
1947年、東京生まれ。博物学研究家、作家。慶應義塾大学法学部卒業。幻想文学、図像学、博物学、産業考古学、妖怪学など幅広い分野で著作活動を続ける
藤井留美[フジイルミ]
翻訳家。上智大学外国語学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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