究極!!しくじりプロ野球―本当にあった最弱球団の話

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究極!!しくじりプロ野球―本当にあった最弱球団の話

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  • サイズ 46判/ページ数 248p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784864945561
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

失敗談こそ痛快。ダメだった話こそ面白い!
「いつの時代も、真実はしくじりに宿る。男たちがなんとか這い上がろうと足掻いた苦闘の日々を追うことは、知られざる球史の一面を発掘する作業でもある。」

原辰徳を追いかけジャイアンツを愛し、清原和博を描いた著者が、昭和・平成に飛び出したズンドコでしくじりまくっていた球団、監督、選手を書いた新著となる第三弾。

「プロ野球死亡遊戯」でお馴染みの最強野球ライター中溝康隆が今度は暗黒期、低迷期、泥沼を抜け出そうともがく男たちを令和の時代に書き尽くす。

【内容】

007
はじめに~ぼくたちのしくじり
もう敗北の歴史やしくじった過去から、逃げる必要なんてない

第1章
ズンドコの巨魁たち~昭和の章  1958-1988

誰がダメというより、ほぼ全員ダメ。借金24とイチ球団でリーグの全借金を背負う異常事態
・1958年の加藤近鉄

夜中の二時ごろ寝静まった住宅地を大きな声で歌いながら歩き回るとんでもない近所迷惑野郎
・1962年の砂押(金田)近鉄

今から50年前、天下のミスターがやらかした究極のしくじりがその後のプロ野球を作った
・1975年の長嶋巨人

屈辱にまみれたエリートは、人生を懸けて打倒巨人を、川上野球を超えると心に誓う
・1979年の広岡ヤクルト

寝業師・根本を中心に有望選手を掻き集める西武グループの情報網と圧倒的な資金力
・1979年の堤ライオンズ

遊撃手の宇野が、己のオデコに打球を当ててボールは転々とレフトフェンス際へ
・1981年の近藤中日

島野コーチは鷲谷塁審を突き飛ばし岡田功球審に対しては柴田コーチが急所に蹴り
・1982年の安藤阪神

80年代後半からのロッテはいわばズンドコのどん底暗黒期に入りロッテにだけは行きたくないと敬遠
・1987年の有藤ロッテ

解雇を告げられたバースも再来日して大阪入りしたが約2カ月半ぶりに訪ねた甲子園に盟友・掛布の姿はなかった
・1988年の村山阪神

長嶋も王もいない巨人軍となり昭和が終わり平成が始まる
・1988年の王巨人


第2章
しくじり続ける男たち~平成の章  1989-1999

炊事・洗濯・掃除・育児とすべてブーマーがこなさなければならない主夫兼主砲の二刀流
・1989年の上田オリックス

九州市長総会で「ダイエーの奮起を求める緊急決議」が採決される異常事態に
・1990年の田淵ダイエー

カネやん特有のその現代のアスリート的な価値観はまだ昭和が色濃く残る平成初期の選手には早すぎた
・1991年の金田ロッテ
……他

内容説明

“強さ”よりも“生き様”を見せてくれたズンドコ球団にズームイン!V9時代の巨人、黄金期の西武、猛虎打線の阪神と最強チームはよく語られても、屈辱と笑いが溢れる歴代ズンドコチームはほとんど論じられない。死ぬほど弱いけどなんか嫌いになれないあの感情。どん底から抜け出そうとあがけばあがくほど泥沼にハマっちゃう僕たちの失敗。いつの時代もドラマは格好良さではなく、不様さの中に宿るのだ。最強よりも最弱。栄光よりも屈辱。勝利よりもしくじり。勝ちっ放しのプロ野球なんて退屈だ。

目次

第1章 ズンドコの巨魁たち~昭和の章 1958‐1988(誰がダメというより、ほぼ全員ダメ。借金24とイチ球団でリーグの全借金を背負う異常事態 1958年の加藤近鉄;夜中の二時ごろ寝静まった住宅地を大きな声で歌いながら歩き回るとんでもない近所迷惑野郎の大投手 1962年の砂押(金田)近鉄
今から50年前、天下のミスターがやらかした究極のしくじりがその後のプロ野球を作った 1975年の長嶋巨人 ほか)
第2章 しくじり続ける男たち~平成の章 1989‐1999(炊事・洗濯・掃除・育児とすべてブーマーがこなさなければならない主夫兼主砲の二刀流 1989年の上田オリックス;九州市長総会で「ダイエーの奮起を求める緊急決議」が採決される異常事態に 1990年の田淵ダイエー;カネやん特有のその現代のアスリート的な価値観はまだ昭和が色濃く残る平成初期の選手には早すぎた 1991年の金田ロッテ ほか)
第3章 新時代のズンドコ&しくじりの旗手たち~2000年代の章 2000‐2006(キャンプからオープン戦を通して元4番について聞かれることにプッツン 2000年の達川広島;メッツの新庄剛志の獲得にチャレンジだ…ってこの悲壮感のなさはなんなのか 2003年の山下横浜;数字を見るとまさに歴史的な投壊ぶり。NPB史上最低のチーム防御率5・95他数々の伝説を残した 2003年の石毛オリックス ほか)

感想・レビュー

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スコットレック

2
笑いと涙の悲喜交々。やっぱり野球は面白い😅 河合じゅんじ先生の表紙のイラストも最高! まさか宇野勝の世紀の大エラーと江本の「ベンチがアホやから」発言が同じ日(1981年8月26日)に起きていたとは・・!! やはりというかなんというかこういう野球本には必ず(?)登場する落合信子氏。相変わらずその的を得たアドバイス(レロン・リー夫人への)には思わず唸ってしまう。 文章がちと読みにくいと思ったのはご愛嬌か。2025/04/19

knockknock

1
80-ある年のあるチームごとにスポットを当てた死亡遊戯最新作。今回も安定の面白さ。80年代以前も歴史として面白かったし00年代のもよかったけど、やはり中学あたりの金田ロッテとか田淵ダイエーとかの90年代が最高。時代もあってコメントやエピソード自体が今の価値観からするともはやボケになってることが多いけど、それに対するツッコミが絶妙すぎる。2025/05/28

mok_zaki

1
表紙がずるい。河合先生って、、 手に取ってしまう。 このときの〇〇が後の〇〇っていうのが多いけど、このトリビア、わたし的には大好物。 江川の鍼、そういやあったなと。 当時はそういうものかと思っていたけど、、、そうだよな、、、冷静に考えれば。 2025/04/21

あーさー

1
プロ野球において、「この年のあのチームはアレだったなぁ」という事例を集めた一冊。“茶化し”の感じにハマったりハマらなかったりでしたが、懐かしい名前がたくさん出てくるので楽しく読みました。2025/04/10

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