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内容説明
「コロナ禍のゴミ清掃員」も掲載。むき出しのマスク、燃える清掃車、倍増するゴミ…緊急事態宣言下で何が起こったのか。テレビ・ラジオで話題沸騰のゴミ清掃芸人。
目次
1章 ゴミ清掃員は今日もつぶやく
2章 ゴミ清掃員でも回収できないゴミ
3章 怪事件に巻き込まれるゴミ清掃員
4章 ゴミ清掃員、金持ちゴミを分析する
5章 ゴミ清掃員が金持ちぶってみた、ゴミで
6章 今日から役立つ!?ゴミ清掃員の仕事術
7章 偏見にまみれたゴミ清掃員
8章 ゴミ清掃員の推しメン登場
9章 コロナ禍のゴミ清掃員
10章 ゴミ清掃員、食品ロスに腰抜かす
11章 ゴミ清掃員の提言「未来のために今できること」
著者等紹介
滝沢秀一[タキザワシュウイチ]
1976年、東京都生まれ。1998年に西堀亮とお笑いコンビ「マシンガンズ」を結成。「THE MANZAI」2012、14年認定漫才師。2012年、定収入を得るために、お笑い芸人の仕事を続けながらもゴミ収集会社に就職。ゴミ収集中の体験や気づきを発信したツイッターが人気を集め、現在も、お笑い芸人は副業と言い、本業のゴミ清掃業に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
103
「このゴミは~」の続編。前回よりも捨てられたゴミから世の中の流れを知る術はパワーアップ。高級住宅街のゴミは少ない傾向だが、沖縄の米兵のゴミも同じで階級が高い軍人のゴミの出し方はきれい。お金や地位とゴミの出し方に相関関係あり、出世した人たちは意識が高い。 緊急事態宣言が出てから外食が減り、弁当のカラ箱やテイクアウト容器ゴミ、家飲みのため空き缶や空き瓶が増加。 大量の食品ロスや集積所問題は深刻で、やはり各人がゴミそのものの量を減らすしか道はないと感じました。リデュース→リユース→リサイクルの順で取り組むぞ!2021/08/05
Lara
95
お笑い芸人「マシンガンズ」滝沢秀氏の著作、3作目です。おかしなゴミ出しの人、ちょっと変わった清掃人、理解できないごみ等々、さらにゴミ収集作業に当たっての苦労話等で、大部分が語るように綴られている。最後の部分は、やっぱり衝撃的だった。まだ十分使えるもの、食べられるもの、新品のもの、平気で捨てられている。見学した場所で見た、一日分のスーパーのゴミの山に足が震えた、とのこと。関係者の方々は、日夜努力されておられることと思いますが、やっぱり私たち一人ひとりが、意識して日々のゴミの削減に努めたい。2021/04/13
aquamarine
90
笑いごとじゃない、一人一人がちょっとずつゴミと向き合うって本当に大事なことだと、こんなさらさら読めるエッセイから嫌というほど伝わります。今回はコロナ禍でのゴミや、エコバッグが本当にエコか、日持ちする食品ロス等についても触れられていて、全日本人がこれを読んだほうがいいんじゃないかと思ったほどでした。断捨離ってものを捨てることじゃない。あらためてそう思ったのが一番の収穫だったかも。簡単に捨てられないようなものは買うとき考えるけど、逆に簡単に捨てられるようなものは買っちゃダメなんだよね。本気でゴミを減らします。2021/03/31
ma-bo
64
マシンガンズというコンビで芸人の滝沢さん。本業の傍らゴミ清掃員の仕事もされている。前作、このゴミは収集できませんの続編。芸人らしい軽妙な文章でゴミ収集にまつわる色々なエピソードが書かれています。なるべく食品ロスをなくすこと、分別をきっちりすること、最終処分場は最長でもあと20年で一杯になるだろうということ、もっとゴミを出す事をちゃんと考えないといけない事を気づかせてくれる一冊でもあります。2020/10/25
gtn
58
ザ・バイキングというチャンバラカルテットの一員だった初老の同僚の話。たけしに野球を誘われたが、朝早かったため行かなかったとのこと。その野球チームが後のたけし軍団。たった一回五時起きしなかったがために、今、毎日ゴミ清掃業務で五時起きしている。著者も「爆笑レッドカーペット」等テレビ番組に、マシンガンズとして頻繁に登場していた頃があった。彼のターニングポイントはどこにあったのだろう。2020/11/01