感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
29
疲れると妙に実話系怪談を読みたくなっちゃって。冒頭の対談は悪いけど飛ばしました(対談あんまり好きじゃない)。お話はそれぞれ興味深くて楽しく読ませていただきましたが、中には文章力がちょっとアレで状況が今ひとつわからない話もあり、残念でした。巻末丸山政也さん「凶宅」は謎を追って遠いところまで話を聞きに行くなどスリリングでちょっと映画を見ているような気分でした。2020/12/30
さといも
20
実話怪談がたっぷり。実話怪談から少し離れていた間に知らない怪談師さん増えたなぁ。怖いし、新しい人発見で、楽しみました。2019/11/25
澤水月
16
狩野英孝らのインタ、細かく実話怪談びっしり。配信のシーハナ系の人中心か。朱雀門出の不可解系掌編山ほど畳み掛け(赤髪、エダアツメとか助けてくれ!)、丸山政也版「残穢」な少し長めの「凶宅」などじっくり味わう。正木信太郎「知らない」は昭和オカルトっ子には衝撃の一編…そうだよね知らないよね…。実話怪談部パートはうわヘタ創作…!もあるが全般に当たり大目、お得な一冊かと。読む順を自分で変えハズレは読み飛ばした。怪談系ムック減った昨今ここまで活字で押した一冊はありがたく玉石も懐かしさ覚える2019/11/06
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
6
この世には貴方の知らない場所で様々な恐ろしいことが起こり続けている。今から紹介するのはその中のほんの一部に過ぎないが、それでも恐怖に慄くには十分に違いない。読んだ事を後悔するような話を一話でも多くお伝えできればと思う。 *** 久しぶりの読了かつ、大変久しぶりの大人向け怪談本。今まで児童書の怪談本を読みふけり、そろそろ大人向けに戻るかなと気軽にとった一冊だったが、正直言って死ぬほど怖かった。読むんじゃなかった、怖かった。いろいろな人が収集した珠玉の怪談話と銘打っているだけあって、2022/03/06
はみ餅
2
戸神重明氏は以前の著作でもぺらぺらの黒いおでん?みたいな妖怪?を書いていたので、妖怪譚が得意なのかもしれない。インタビューもけっこう好き。松原タニシ氏はマジで早く運転免許取って。作家の実力差が出すぎでちょっと笑えるアンソロジー。2023/11/12