感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
21
買って後悔するより、買わずに入手出来なくなり後悔する類いの本。東京なら、講談、色物も載る「寄席演芸家名鑑」に軍配が上がるが、上方落語家まで網羅されているのは貴重なアイテム。個人的に贔屓や、お目当てに割いたページが少なく、取材や評に片寄りがあるものの、仕事量や資料として、そして好事家の目線としての、雑誌「落語ファンクラブ」の”大トリ”として文句なし。2014/11/08
ざび
3
残念ながらこれが最後の編集。麟太郎さんのことは初めて知りました。噺家個人個人全てにコメントをつけるのは大変。お目当ての方のコメントが軽いとがっかり。何も考えずに持っておくべき本。2014/06/14
shellgai
3
とても充実した一冊。終刊は残念。2014/05/05
あらえるびす
3
落語ブームと共に歩んだ「落語ファン倶楽部」が終刊になるという。編集長である高田文夫の健康問題や、紙媒体のメディアの先行きなど色々と要因はあると思うが、これまで大変濃い情報を送り続けてくれた同誌に感謝したい。最終号となる今号は現在落語界に籍を置く者を漏れなく紹介した力作名鑑で、書き手の思い入れなのか随分と素っ気無く済まされている一門もあるものの、凡そ詳細に現在の落語界の人々が紹介されている。落語入門用にも勿論だが、10年、20年たってこれを読み返してみると色々と面白いことがわかりそうな、価値ある一冊である。2014/04/19
7
0
終刊