内容説明
「能力を開花させたばかりの十代のミュータント」という初代X‐MENのコンセプトと「世界各国から集ったメンバー」という新生X‐MENのコンセプトを引き継いで誕生した『ニューミュータンツ』。しかしこのシリーズに真の飛躍をもたらしたのは、新進気鋭のアーティスト、ビル・シンケビッチだった。従来のコミックアートの枠を軽々と打ち破ったそのアートは、やがて本シリーズを独自の高みへと押し上げていく事になる。名作「デーモンベア」編に加え、その解決編である『X‐フォース』も収録した完全版。シンケビッチがもたらした衝撃が今、ここに蘇る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fap
1
呪い合戦。 一話ごとではなく、数ページの関連話も合わせての編集。 連載で読んでいたら随分細切れのストーリーに思えたことだろう。 正体は不明だが倒しても復活する厄介な敵である。 成人の儀式の擬人化かと思ったがそんなことはなかった。 今後も事あるごとに登場しそうである。 2020/07/04
起死回生の一冊を求めて
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映画は酷評されてたけど個人的に好き。マジックが活躍するのが好き。シンケビッチのアートで全編読みたかった。2024/12/17
じぇろポーta
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お前ウォーロックじゃん!?懐かしすぎる…。デーモンベアが再登場するかなり未来のエピソード(作画は別の人)も収録されているがやはりシンケビッチの表現が突出してるな。実に格好いい。本筋のデーモンベアとは関係ないが、幕間で挿入されたり、意味ありげに登場した新キャラ等の今後の展開用に仕込んだ伏線がなかったことにされたとか(冊子参照)制作裏事情が楽しかった。2020/10/09