スター・ウォーズ カタリスト〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 239p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784864913362
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

アーソ一家を分離主義者の手から救い出し、ゲイレンがエネルギー研究を続けられるよう環境を整えたクレニックだったが、それはデス・スター建造の実現という究極の目的のためだった。研究の成果は公益のために使われると信じるゲイレン。一方、妻ライラは研究者たちの不可解な失踪と、クレニックの不穏な行動に疑問を持ちはじめていた…。

著者等紹介

ルシーノ,ジェームズ[ルシーノ,ジェームズ] [Luceno,James]
1947年アメリカ合衆国生まれ。1980年代から執筆活動をはじめ、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーにランクインした数多くの『スター・ウォーズ』作品を手がける。現在はメリーランド州アナポリスで妻と末の子どもとともに暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

future4227

45
わずか240ページ程度の本なのに完読まで2週間もかかってしまった。戦いはあっても戦いの描写がない。特に盛り上がりもない。ダース・ベイダーもジェダイも出てこない。笑いも涙もない。かなりがっかりな内容だった。マニアにはウケそうだけど。ローグ・ワンの冒頭で突然クレニックがゲイレン・アーソを連れ戻しに来た背景には、こんなにも長い因縁があったんだ。そしてソウ・ゲレラとアーソ家族との関係もわかったのは収穫かな。いずれにしてもローグ・ワンとセットで読まないと成り立たない作品。2021/03/22

やま

1
出世欲の強いクレニックと、純然たる科学者で政治との関わりを避けているゲイレンの対比が良い。少々地味な話ではある。2017/07/21

Caivs Marivs

1
最後の解説で、「映画の冒頭へと続く」と書かれているが、残念ながらそれは間違いだ、正確には、「同じくルシーノの書いた、『ターキン』へと続く」である。この小説は、クレニックとゲイレンの話でもあるが、同時に、ウィルハフ・ターキンの出世譚でもある点を忘れてはならない。共和国から帝国への移行期であり、共和国時代の雰囲気を残すコルサントの風景と、辺境での終わらない戦争を知らぬ市民の目線は、LINE漫画で展開されている『ロスト・スターズ』と比べても面白い。スターウォーズの面白さは、こういった世界の広がりにある。2017/06/10

Akira Tategami

0
https://twitter.com/LionGAOH/status/11002874442246963212019/02/26

Y

0
上下巻続けて読了。大きな野心を持つオーソンに翻弄され、家族の絆に亀裂が生じてしまうアーソ一家に胸が締め付けられました。そんな悲劇的な物語は『ローグ・ワン』における彼らの言動と上手くリンクしており、スピンオフ作品として十分な役割を果たしているといえます。ゲイレン達がどのような経歴を持つ人物だったのか、デス・スター誕生の経歴を知りたい方にはもってこいの小説です。2019/02/20

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