内容説明
各界の実力者6名が結成した秘密結社「イルミナティ」。人知れず、地球の危機に対処してきた彼らだったが、地球に迫る新たな危機は、イルミナティすらも予想だにできない規模の大異変だった。「インカージョン」なる危機の真相とは何なのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
吉田あや
53
インフィニティ・ガントレットの登場に沸き立つ想いを抑えつつ、まだまだ謎多きままでも映画そのものなシーン運びに歓喜。地球滅亡の危機に角界の実力者6名で結成した秘密結社「イルミナティ」が復活。ワカンダの王の中の王・ネクロポリスの王ティチャラの登場もたまらなく嬉しい。力・時間・現実・空間・魂・心を司る、超宇宙的パワーを秘めたインフィニティ・ジェムに、Dr.ストレンジの真実をすべて見通すアガモットーの目。超パワーすぎてなんでもありだけど、アベンジャーズの魅力満開。2018/06/24
神太郎
17
厄介事引き起こす印象しかないヒーローの秘密結社イルミナティ復活。扱う内容はインカージョン!簡単に言うと多元宇宙の中で連鎖的に隣接する時間軸同士が衝突し宇宙が終わるというものである。かつてない危機にインフィニティストーン使ったりして何とかこの危機を脱しようとするが…。キャップは大義の男だからイルミナティの人間とは相性悪いとは思ってたけど、まぁやはりこうなるか。前作の違和感のあるシーンはそういうことか!インカージョン解決を第一としながらも色々な問題も解決しないといけない。ひぇえ〜。2023/04/10
Myrmidon
2
大型クロスオーバー「インフィニティ」の序章か。多元世界同士の衝突による破滅を回避するには、衝突ポイントである自分側か相手側の地球を破壊するしかない。いわゆるカルネアデスの船的状況に、リードやトニーらイルミナティは徐々に相手世界の破壊という非情な決断に追い込まれていく。話自体はそれなりに面白いが、ほんの序盤なのでまだわからない。しかしこの、飛び飛びに訳されて後は続刊がいまいち続かない現状は悲しいなあ。アンキャニィ・エックスメンの続きとかスゴく読みたいのに。翻訳の手間やコストと売上的に仕方ないのだろうが。2017/01/05
えんじ
1
マーヴェルのなかでも有名で巨大なエピソードの幕開け。実は読んでなかったので読みました。エグゼビア教授はすでにいません。2021/02/04
サテヒデオ@ダイナミックひとり
1
個人の信条と切り離して理知によって選択する者と、信念に基づいて意思決定する者。明晰な頭脳の持ち主たちが、世界を早すぎる終末より救うべく集い、対策を講じる。イルミナティ、営業再開です! 広がりに広がった大風呂敷だが、どう畳まれるか楽しみだ。2017/02/11