内容説明
個人の自由を制限する超人登録法は、合衆国建国の理念に反する。その信念の下に政府に弓を引いたアメリカの象徴、キャプテン・アメリカ。反逆者の烙印を押されながらも己の道を貫く彼の言動は、その周囲の者達の運命をも大きく捻じ曲げていく。キャプテンが愛した女諜報員、エージェント１３ことシャロン・カーター。かつてキャプテンと共に戦い、暗殺者として死の淵より甦ったウィンターソルジャーことバッキー・バーンズ。それぞれのシビル・ウォーの行き着く先とは…。君はどちらに付く？
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
神太郎
22
シビル・ウォーにタイインした作品を訳していくシリーズ。今回はキャプテン・アメリカの作品を中心に。こちらはどちらかというとシビル・ウォーにはあまり触れられておらず、バッキーやシャロンなどの取り巻きがシビル・ウォー中に何をしていたかなどが描かれている。キャップ目当てで買うと物足りないかもだが、物語を補完するのが目的なら買って損はない。2022/08/01
flatscan
1
…。シャロンとバッキーに興味のない人には勧められない１冊。シビル・ウォーにおけるキャップの話、にしては内容が薄すぎる。ただの「繋ぎ」でしかない。キャップが好き過ぎて、その周囲も含めて好きにならずにいられない人にはいいんじゃないかな。あまりのアレさ加減に、付属の解説ですら、別の巻へ言及せざるを得ないのは笑う。キャップよ、イチャイチャしてる場合じゃねえだろ。全体を俯瞰して見れば、もうちょっと意味のあるエピソードだと思われる。2019/09/20
fap
0
内戦の一方の代表であるキャプテン・アメリカは、個人的なストーリーの合間に事件が発生してさぁ大変。 という状況でありましたか。 本作では内戦に関する描写は少なく、前と後を繋ぐ話が主。 かつての相棒が復活した時期が本作品の寸前とは知らなんだ。 一方宿敵はこちらの事情などそっちのけで新たな策を巡らせている最中。 アメリカを代表するようなヒーローは、文字通り休む間も与えられない模様。 ヒーローは大変だ。 2019/05/11
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