内容説明
1944年12月23日、スコットランド沿岸の小さな島で、怪しげな儀式が執り行われた。戦況逆転を狙うナチスドイツの「ラグナロク計画」である。得体の知れぬ怪僧ラスプーチンを頼ってまで実行された計画の目的は、世界を混沌へと追いやる龍神オグドル・ヤハドを解き放つ力を地獄より召喚する事だった。果たして計画は成功した。島を遠く離れたイングランド中部のイースト・ブロムウィッチに一匹の悪魔が姿を現したのだ。計画を察知していた連合軍特殊部隊は、逸早くその幼い悪魔を保護し、こう名付けた。「ヘルボーイ」と…。
著者等紹介
ミニョーラ,マイク[ミニョーラ,マイク] [Mignola,Mike]
1960年9月16日カリフォルニア、バークレー出身。カリフォルニア工芸大学卒業後、マーベルコミックスでインカーとしてデビュー。編集者兼アーティストのアル・ミルグロムの勧めでペンシラーに転向した。当初は、数ある若手アーティストの一人に過ぎなかったが、1989年、DCコミックスで発表した『バットマン:ゴッサム・バイ・ガスライト』(小学館プロダクション刊『バットマン/ヘルボーイ/スターマン』に収録)で、一躍、注目の的となった
コーベン,リチャード[コーベン,リチャード] [Corben,Richard]
1940年10月1日ミズーリ出身。アニメーターとして働いた後、アングラコミックの世界に入り、1970年からは、ホラー専門のウォーレンで数々の作品を発表し、世界的な名声を得た。フランスのSFコミック誌『メタルユラン』でも活躍し、映画『ファントム・オブ・パラダイス』のポスターを手がけるなど、活動の場をさらに広げた。21世紀に入ると、マーベル、DCといったメインストリームの出版社でも活躍。2012年には、長年の活動を認められ、アイズナー賞のホール・オブ・フェイムにも選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
sin
G
杉浦印字
kasukade
ハッチ