ヘルボーイ:捻じくれた男

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  • サイズ B5判/ページ数 159p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784864912501
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0979

内容説明

1944年12月23日、スコットランド沿岸の小さな島で、怪しげな儀式が執り行われた。戦況逆転を狙うナチスドイツの「ラグナロク計画」である。得体の知れぬ怪僧ラスプーチンを頼ってまで実行された計画の目的は、世界を混沌へと追いやる龍神オグドル・ヤハドを解き放つ力を地獄より召喚する事だった。果たして計画は成功した。島を遠く離れたイングランド中部のイースト・ブロムウィッチに一匹の悪魔が姿を現したのだ。計画を察知していた連合軍特殊部隊は、逸早くその幼い悪魔を保護し、こう名付けた。「ヘルボーイ」と…。

著者等紹介

ミニョーラ,マイク[ミニョーラ,マイク] [Mignola,Mike]
1960年9月16日カリフォルニア、バークレー出身。カリフォルニア工芸大学卒業後、マーベルコミックスでインカーとしてデビュー。編集者兼アーティストのアル・ミルグロムの勧めでペンシラーに転向した。当初は、数ある若手アーティストの一人に過ぎなかったが、1989年、DCコミックスで発表した『バットマン:ゴッサム・バイ・ガスライト』(小学館プロダクション刊『バットマン/ヘルボーイ/スターマン』に収録)で、一躍、注目の的となった

コーベン,リチャード[コーベン,リチャード] [Corben,Richard]
1940年10月1日ミズーリ出身。アニメーターとして働いた後、アングラコミックの世界に入り、1970年からは、ホラー専門のウォーレンで数々の作品を発表し、世界的な名声を得た。フランスのSFコミック誌『メタルユラン』でも活躍し、映画『ファントム・オブ・パラダイス』のポスターを手がけるなど、活動の場をさらに広げた。21世紀に入ると、マーベル、DCといったメインストリームの出版社でも活躍。2012年には、長年の活動を認められ、アイズナー賞のホール・オブ・フェイムにも選ばれている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sin

54
ミニョーラの描き出すヘルボーイの世界はまるでシルクスクリーン作品のような構図でヒトコマヒトコマが完成されている。その為そのヒトコマで完結したかのような印象を抱き続けてきた。本作では原案はミニョーラが、ペンは他の作家が担っている訳だが、一般的にコミックと証されるものとミニョーラの作品との違いが如実となる作品だと思う。2015/12/01

G

8
前翻訳版「疾風怒濤」から約2年ぶりのヘルボーイ。本作は「捻じくれた男」「船に乗り込み海に出る奴ら」「モロクの礼拝堂」「ほくろ」と5編の短編集。 本作も神話や民話などを織り込み、巧みに物語を構成している。特に「捻じくれた男」の入り組んだ魔女観は、中々海外の民話に明るくない私にとっては大変興味深く読ませてもらった。この作品もアイズナー賞取っているんだなー。 「驚異の螺子頭と興味深き物事の数々」以来のミニョーラのアートワークも嬉しい。この洗練されたシンプルな画に胸が躍ってしまう。2015/12/01

杉浦印字

4
ミニョーラの画は少ないが、大河長編から久々に離れた短編集はおなじみミニョーラ節が効いていて安心感。今回はゲストキャラが多め?2016/02/04

kasukade

4
珍しくヘルボーイが面白い!特に表題の「捻じくれた男」はそのホラー世界の空気感とそこにいる悪魔というものを実に上手く表現してます。これは買って良かったヘルボーイだった★2015/12/14

ハッチ

4
マイクミニョーラの余計な表現を削った独特のシンプルなタッチが好きだったが、今回はミニョーラが書いた作品は1つだけだったのが残念でした。でも、1話でも、アートのようなミニョーラの作品が読めたことで、満足! また、西洋の神をテーマにしたものが多く、知識がもっと深ければさらに面白いと思った。2015/12/09

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