ＤＣ ＣＯＭＩＣＳ クライシス・オン・インフィニット・アース

ウルフマン，マーブ【作】〈Ｗｏｌｆｍａｎ，Ｍａｒｖ〉/ペレス，ジョージ【画】〈Ｐ´ｅｒｅｚ，Ｇｅｏｒｇｅ〉/石川 裕人/御代 しおり/松澤 慶香【訳】

フリュー（2015/04発売）

• サイズ B5判／ページ数 559p／高さ 26cm
• 商品コード 9784864912204
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

内容説明

ＤＣコミックス創立５０周年記念の超大作クロスオーバーがついに登場！反物質の侵攻に消滅していく並行宇宙、全ての生命の存亡を懸けた善と悪の究極の戦いが始まる！『クライシス』全１２話に加え、生まれ変わったＤＣユニバースの歴史を網羅した『ヒストリー・オブ・ＤＣユニバース』を併載。さらに、登場全８０２キャラクター、全５２チーム、全１６マルチバース紹介、１００冊を超える全クロスオーバータイトル詳細、フローチャート、解説など、怒濤の解説パートを収録！カバーはリバーシブル仕様で、裏面にはジョージ・ペレス＆アレックス・ロス渾身のカバーアートをノンクレジットで掲載（全５６２キャラクターの対応表も添付）！邦訳コミック史上、空前絶後の超大作、ここに堂々完成！

著者等紹介

ウルフマン，マーブ［ウルフマン，マーブ］ ［Ｗｏｌｆｍａｎ，Ｍａｒｖ］
１９４６年５月１３日、ニューヨーク州出身。現代のコミックス業界において、最も多作かつ強い影響力を誇るライターの一人。アーティストからライターに転向し、キャラクターの個性を活かした精緻で奥深いその世界観で広く世に知られている

ペレス，ジョージ［ペレス，ジョージ］ ［Ｐ´ｅｒｅｚ，Ｇｅｏｒｇｅ］
１９５４年６月９日、ニューヨーク出身。５歳で既に絵筆を取り、以後、現在に至るまで筆を振るい続けている。１９７３年、リッチ・バックラーのアシスタントに就いたのを機に、プロとしての活動を開始（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[kasukade]

マジすげえ！読みにくさはさすが元祖！本場アメコミって感じです。分厚さ、内容、値段ともに規格外！これぞ！アメコミスタイル！いったい誰が買うんですか！w誰が読めるんですかwファンに向けて翻訳してくれたんだろうなあと思える作品でした。すげえこと色々やってました。それはまた動画でレビューしますv読む価値はあるんだけど、読み切る意義はないかも？

2015/06/08

[Kazunori Yuki]

のっけから多元宇宙の一部が消え初めていて唐突なスピード感のスタートをするが、ずっとそのスピード感で進んで行くから恐ろしい。世界が消えてなくなっては元も子もないので、ヒーローもヴィランも関係なく有効な能力を有するもの達が手を組んでなんとかかんとかやっている。あれこれやってることの原理は良くわからないけど、なんかすごいってのがわかればいいんじゃないだろうか。DCの歴史を勉強する上では避けられないイベントだろうから、知識として入れるために読んだ。本編終了後の小説みたいなパートはダルいから読んでない。

2023/10/30

[杉浦印字]

整理統合しないといけないほど拡がった世界観だけに、ジャンル違い・時代違い・元出版社違いまで一堂に会するのは圧巻。先駆者の弱みで、展開の散漫さやキャラごとのバランスは正直今いち今三で後続作に敵わないが、信じるものに命をかけるヒーローの姿が心に響く。G.ペレス・A.ロスそれぞれ猛烈な仕事量も凄まじい。解説の充実が異常なほど（『フーズ・フー』のおかげもあろうけど）で、こういう読み物としても楽しめた。

2018/01/14

[ara_shinya]

ようやく読み終わった。読むのにひと月以上かかってしまった。30年前に刊行されたコレを読むと最近のアメコミが随分と読みやすくなっている事を思い知らされるのであった。しかしここまで大掛かりな話でリランチした世界も、FLASHPOINTそしてNEW52で既に大きく書き換えられているわけで……

2015/07/22

[zubora]

厚い重い長いと色々規格外です。アメコミに関してはにわかもいい所でしてこういうクロスオーバーイベントがあったということしか知りませんでした。一コマのキャラの台詞の分量も中々多く絵も今の洗練されたアメコミ絵に慣れていると抵抗あるかもしれません。様々な平行世界のヒーロー、ヴィランが勢揃いし世界を破滅においやろうとするアンチモニターに立ち向かうわけですがこれが意外と王道的な話の熱さがあります。

2015/05/15