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内容説明
デンバーの新聞社で環境問題を担当する記者キャット。ナバホ族の血を引く彼女は、地元先住民の儀式のさなか警察の悪質な妨害に遭い、居合わせたパークレンジャーのゲイブに助けられる。それは以前ある事故から彼女を救ってくれた男―あれ以来、忘れられずにいた男だった。キャットはゲイブの協力を得て事件の裏を調べ出すが、関係者の一人が変死し、自らも執拗に狙われ始め…シリーズ第4弾!
著者等紹介
クレア,パメラ[クレア,パメラ] [Clare,Pamela]
事件記者やコラムニストとして、数多くのジャーナリズムの賞を受賞した後、2003年、ロマンス作家としてのキャリアをスタート。『タータンの戦士にくちづけを』(ヴィレッジブックス)でRITA賞の最優秀ヒストリカル・ロマンス賞にノミネートされるなど、コンテンポラリー、ヒストリカルともに根強い人気を誇る作家のひとり。コロラド州ボールダー在住
中西和美[ナカニシカズミ]
横浜生まれ。英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たまきら
37
このシリーズ本当にはずれないなあ!母親の不倫で白人とナバホ族の混血として生まれ、居留区で辛い思いをして育ってきた女子と、彼女を救ったレンジャーの切ない恋愛が、アメリカの先住民の伝統文化、現在の問題などを織り込みつつ展開していくこのお話。読みごたえがありました。数年前にメサ・ヴェルデに行ったこともあり、あの熱い空気が思い出されました。…そうそう、レンジャーさんもハンサムだったなあ。2018/09/04
eko
21
Iシリーズ4はナバホ族出身でエキストラバージンなキャットがヒロイン。過去の恋愛で傷心&自暴自棄気味のヒーローゲイブとのロマンスと、北米における興味深い先住民族問題を程良く絡めて今回もサスペンス部分も読み応えあり満足。終盤の山小屋シーンでホットなゲームなんかしちゃったりしてゲイブったらこのこのこの〜♡感極まるとナバホの言葉が出たりしてひたすらナチュラルで可愛いキャット。キャットとゲイブの文字通りの命がけの愛に手に汗握りました。は〜面白いこのシリーズ。まだ1&2未読だから楽しみ♪2016/11/14
KAZU@ 《フィフティシェイズ・フォーエバー》
20
今回も期待通り良かった(^_^)v ヒーローの心の声にクスリとさせられたり。 終盤はウルウルさせられたり。 HOTシーンも良かったし。 早く5が翻訳されないかな(^_-)2017/01/09
イヴ@乗馬に夢中
19
記者キャット×ちょいワル、ワイルド、レンジャーのゲイブ! 先住民地で起こった転落事件、土地、儀式、とにかく今回もわんさか色々出てきます。もち、二人のエロティックゲームなどHOTも満載ですが、見どころはラスト!映画さながらのシーン。丁寧にかつ臨場感あふれるように書いてあって読み応えあり。ゲイブの判断にはぐっと来るものがあるね。この判断やその後の二人の人生、幸せとは何かを教えてくれる。エピのキャットの出産シーン。先住民族独特のもので心配になったけどこれも最後までハラハラさせられた。2018/08/08
だむ
16
Iチームシリーズ④。ナバホ族の血を引くキャットがヒロイン。彼女は一生を共にすると思える人としかデートはしないと誓っている。一方、山で怪我をしたキャットを救ってくれたパークレンジャー・ゲイブがヒーロー。彼は過去の辛い経験から誰かを愛する心を失っていた。そんな2人がどう心を通わせていくのかがロマンスの見どころ❤ そしてキャットが執拗に命を狙われることになる事件を通して先住民の方々のことを少しではあるけれど知ることが出来た。終盤の雪山でのゲイブの行動には涙が出た。これこそ愛。5作目6作目も読めますように!2021/06/16