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内容説明
彼氏にフラれ、仕事のパートナーには逃げられ、公私ともにイマイチすぎる日々を送っているララは、105歳で大往生した大叔母サディーの葬儀に出席することになった。親族以外の弔問客や花さえもないうら寂しい葬儀場で、ララは不思議な少女に声をかけられる。「あたしの首飾りをさがして」と熱心にうったえる彼女の驚くべき正体を知ったララは、好奇心から引き受けることにしたけれど…。
著者等紹介
キンセラ,ソフィー[キンセラ,ソフィー] [Kinsella,Sophie]
作家。元金融ジャーナリスト。現在はロンドンで夫と子どもたちと暮らす
佐竹史子[サタケフミコ]
1966年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
寧々子
6
1920年代のファッションやスタイルをこよなく愛する23歳のサディーはとにかく押しが強い! 後ろを振り返らずに前進して人生を楽しんでハッスルすることが信条で、ララの都合なんてお構いなしでアレコレ指図して自分勝手にやりたい放題~ 要求が通らないと金切声で叫んでララを根負けさせ振り回す~ こんなサディーを受け入れられるかが、本書を楽しめるかどうかの分かれ道だと思う。 私はあまりにも理不尽な言動に呆れながらイラつきながら読んだのですが、サディーの秘められた過去が紐解かれてくると惹きつけれた♪2014/03/19
そら@真面目にダイエット中
5
テンポも良いし、面白かった!ただ、この人の他の小説と同じで、人の話聞かないわがまま系の人物がメインな感じ。2020/12/04
パンダプー
3
Chick Litなんですが、この作者の作品は大好きです。そして、訳者がいいのでしょうね。軽快な訳です。相変わらず主人公がみえっぱりで失敗ばかり。でも、ホロリときます。 日本の作家のソフィー・キンセラチックなのを読んだことありますが、なにか違うんですよね。まあ、主人公が日本人だと「それってないし、それって馬鹿だわ」と思ってしまうからなのかもしれないけど、今回はちょっと現実離れしすぎではあったけど、結末まで一気に読みました。2014/01/25
Naoko Mizuno
1
おーもしろかった!最初は「え、幽霊もの?」と敬遠したけれど、仕事にジタバタ、元カレを取り戻すのにジタバタな主人公ララが可愛い。 エドの気持ちの変化が急すぎる気もするけど、それに甘んじず、本当の気持ちと向き合うのもいいなあ。かつ、絵画ミステリーっぽい要素もあり、Theエンターテインメント、という感じだった。 ちなみにリントンズ、好きな紅茶メーカーさんだけど、パロディったのかな? フラッパーガール、素敵!2022/04/08
Shoko Ochi
1
相変わらずチャーミングな主人公がバタバタしながらも人生を軌道に乗せていくお話。今回は亡くなった大叔母の幽霊が現れるという、ちょっと変わった展開。深刻な話でありながらも。ハラハラしながら笑えて、ちょっぴり泣けて、そして恋にも落ちる。ソフィー・キンセラは女子力満載の作家です。2017/01/18
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