- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 海外文学
- > villagebooks
内容説明
ウロボロスのタトゥーを持つ邪悪な不死人の罠にはまったエヴァーとダーメン。わたしの肌や涙が、ダーメンに死をもたらす毒となってしまった―自分の過ちを悔やみながらも、あらゆる手をつくして彼の呪いを解く方法を探していたエヴァーだったが、彼女の前に優しい緑色の瞳をした青年が現れて…。新たに明かされる過去、そしてふたりの運命は―不死をめぐるミステリアスなラブストーリー第3弾!
著者等紹介
ノエル,アリソン[ノエル,アリソン] [No¨el,Alyson]
カリフォルニアのオレンジカウンティに生まれ育つ。ジュエリー作家、ホテルのフロントパーソン、フライトアテンダントなど多様な仕事をしたのち作家に。現在は南カリフォルニアで次の作品を執筆中
堀川志野舞[ホリカワシノブ]
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゃお
3
ますます事態は悪化へと。ダーメンのことだけを信じその言葉を受け入れる事が出来ればダーメンとの二人の未来は築くことができたはず。けれども不死人になったからといって感情は普通の人間のまま。理性だけでは解決できないところはある意味リアルかと思います。エヴアーを翻弄するローマンだけでなく、新たに登場した魅力的なジュード、それに双子に影の書など、問題は更に山積みになってどう解決できるのか。続きを楽しみに待ちたいところです。2013/12/12
黒崎ディートリッヒ
2
ウロボロスのタトゥーを刻んだ邪悪な不死人に、呪いをかけられたエヴァーとダーメン。呪いを解く方法を探しているエヴァーの前に現れたのは、緑の瞳をした優しげな美青年で・・・・。 再読。不死人にだって色々な意味で「限界」は来る。そう感じる話だった。今回敵として登場するジュードは、前回の敵ローマンと違って露骨に邪悪なわけではなく、影の黒幕的な存在でしたが、まぁ悪役であることに変わりはないですね。エヴァー、何かに怯えているような雰囲気なのに、警戒心薄すぎ。 そして、友人まで不死人化させてしまいましたね。まさかの展開。2015/01/24
ゆり
0
エヴァー本当にバカだな…ダーメンのダメ男ぶりが増進したし、双子は生意気だし、読んでいて快の部分が凄く少ない。このエヴァーの自己中心な考えなしっぷりは日本の少女小説・TL・ラノベではありえない…まあ16歳ならリアルではこんなもんだろうけど。インターンシップとかそういうリアルなアメリカが多く出てくるとしんどいなあ。エヴァーの決断が今後どうなっていくのか気になる。2013/11/04