内容説明
愛する人、矢志田真理子の連絡が途絶えた。不安に駆られたウルヴァリンは、彼女の故郷、日本を目指す。だが、かの地で彼を待っていたのは、伝統と因習に囚われた東洋の神秘だった!ウルヴァリン人気の原点ともいうべき歴史的作品にして、話題の映画『ウルヴァリン:SAMURAI』の原案となる名作、ついに邦訳!アーティストはあのフランク・ミラー。後日談となる『アンキャニィX‐MEN』#172、173も収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ほしけも
4
変な日本観もさることながら、うかれたウルヴァリンも笑える。2013/09/14
ISBN vs ASIN vs OPAC
1
現実世界でナショジオが写真にしそうな絶景を目にしたとき「スゲエ!マイクラみてえ!」と叫ぶのは間違いだけれども間違い過ぎていてなんだか爽快感さえあるので今後も使っていきたいが、この作品を見て「スゲエ!忍殺みてえ!」と思ってしまった自分は果たして有罪なのかなんなのか。しかしモチーフはなんにせよ、ユキオとマリコの対比が好き。やったね!2015/06/10
緑虫@漫画
1
こういうウソ日本のお話大好きです!城の庭に鎮座する大仏、個人用の歌舞伎座、賭け相撲で生計を立てる元力士、忍殺かよ!楽しゅうございました。ヤクザの頭領の苗字が中曽根なのもツボ。2013/09/07
kasukade
1
「変なアメコミ」と日本人である僕は思ってしまう。なんでかなと考えてみると《コマ割りに日本文化に対してニアミス解釈》がみえるからだとおもう。この漫画は従来のアメコミにはない日本漫画的コマ割りや感情の動きを取り入れていて面白いんだけどその感情の動きをコマ割りで表現しようとしてニアミス解釈が起きたっぽい。フランクミラーの使ってるコマ割りは【少女漫画のコマ割りでウルヴァリンの感情を余白に描こうとした。】しかし実際はハードボイルドと少女漫画的コマ割りが融合しきらなかった。余白に描く淡い呼吸を表現するってムズイやね2013/09/06
tree
0
見所は暗殺集団ハンド、信玄との殺陣シーン。 シンプルな絵で迫力があるとは言えない、でも何だろうこの格好良さは。 ローガンの野獣性を見た真理子の葛藤、信玄公のバックボーンが明かされないのは少し消化不良に感じたが、 ウルヴァリンの挫折と復活を描いた物語なので必要はあまり無いか。 歌舞伎の出来や日本庭園の様式にまで精通するローガンが全編に渡って微笑ましい。でも雪緒を完璧な女というのは…2016/07/14
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