ヴィレッジブックス
ゲールの赤き火影―ロード・ジョン・グレイ

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  • サイズ 文庫判/ページ数 664p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784864910606
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

1760年ロンドン。ジョン・グレイが託された英国将校の悪事を告発する秘密文書には、ゲールの詩らしき不可解な一節があった。この意味を理解し将校を連れ戻す役に適任なのはハイランダーの囚人フレイザーしか思いつかないが、彼らには1年以上前からある確執があった…。二人は古の詩歌をたどり、王位奪還の不穏な動きを見せるアイルランドの地に、心ならずも共に旅立つことになるが―。

著者等紹介

ガバルドン,ダイアナ[ガバルドン,ダイアナ] [Gabaldon,Diana]
アリゾナ州に生まれ育ち、現在も家族と共に暮らす。動物学で学士号、海洋生物学で修士号、行動生態学で博士号を取得、大学教授として長年教鞭をとる

加藤洋子[カトウヨウコ]
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こばまり

34
『アウトランダー』シリーズのスピンオフ第三弾。我が愛しのジェイミーがW主役とあって、訳も加藤洋子先生の出番です。イヨッ、待ってましたパチパチパチ!今回も大活劇に魅了され、ジェイミーの男ぶりの良さに魅了され。個人的にはこの後伝記を読むつもりの外科医ジョン・ハンターがさらりとカメオ出演していて嬉しくなりました。2015/05/24

さとちゃん

5
相変わらず、分量がある大作。人物関係も複雑で、記憶をフル稼働しましたよ。行ったことはありませんが、スコットランドやアイルランドの自然環境の厳しさが目に浮かび、肌で感じられるようでした。2013/09/24

tsubomi

4
2016.08.07-08.16:『アウトランダー』外伝シリーズ第3弾。ジョン・グレイとジェイミーの二人主役となって他の2冊よりも更に分厚い本巻。ロンドンとアイルランドを舞台に、アイルランドのジャコバイト派の決起と怨念の深さをテーマにしつつ、ジョンのジェイミーへの思慕と新しい恋人との高揚感、ジェイミーの過去や仲間への忠誠とジョンとの友情や未来への思いの狭間での葛藤、世間に公表できない我が子ウィリーへの愛情、など多彩な人間ドラマを丁寧に描いていて読み応えがありました。私にとっては本編より好印象♡(つづく)2016/08/16

黒崎ディートリッヒ

3
1760年イギリス。ジョン・グレイが託された英国将校の不祥事を告げる文章には、ゲール語で書かれた不可解な詩があった。この詩を読み解くには、スコットランドの囚人フレイザーの協力が必要だったが、彼とジョンは因縁の仲で?! 2巻と3巻間違えてしまいました・・・・!!ですが、本作には『アウトランダー』の主人公ジェイミーも登場し、難解な部分もありましたが結構面白かったと思います。ですが本作はヒストリカル小説で、ヒストリカル・ロマンスではありません。むしろロマンスよりジョンとジェイミーの関係が中心の物語です。2015/02/02

ネフェルティア

3
とうとう読んでしまった。今回のスピンオフはロードジョンとジェイミーが主役なので、本作と同じようにジェイミーの活躍が楽しめた反面、ジェイミーがクレアを想うシーンはやっぱり可哀想だった。ハルとミニーの夫婦やトムバードといった脇役も良かった。本作と同様、このスピンオフシリーズも緻密な人間関係や時代考証が描かれていて、本当に面白かった。早く本作の続きが読みたい。2013/09/13

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